ごみと青い岩

愛犬家たちのリゾート?八街のドギーズアイランドへ

 

昨年9月以来の愛犬ヴェルナーを伴っての旅行へ出かけた。

といっても今回は我が故郷の千葉なのだが…。

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なぜ千葉か。そう今回は愛犬家たちのためのリゾートを目指したのだった!

 

 

まずは酒々井プレミアムアウトレットでのんびりと

犬連れには何かとありがたいアウトレット。

せっかく八街方面に行くのであれば寄っておきたいということで、久しぶりの酒々井アウトレット。

 

結構アウトレットでのスナップは楽しい。

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ふかや花園の記事の時ほどのんびりしていられなかったため写真は少なめだが、ショーウインドウの雰囲気とか色々画になる場面が多くて楽しめる。

といっても、今回酒々井に寄ったのは腹ごしらえが目的だったりする。

 

犬と一緒に飯が食えるところはやはり少ない。でも、アウトレットならテイクアウトをして外のテーブルで食べられる。

今回はこちらのハンバーガーをチョイス。

rockawayburger.com

 

ハンバーガーがやってくるのを男二人で待つ。

キター!これはいかにもニューヨーカー好きです系のやつだな。ニューヨーク行ったことないけど。

ニューヨーク発のシェイク・シャックとかと同じ系統のハンバーガーだが、ロッカウェイバーガーは日本発。

でも、バンズがこちらの方が旨い。パティも塩味が効いたシンプルな味付けで、全体的にこちらのロッカウェイバーガーの方が好みだ。


愛犬家たちのためのリゾート 小谷流の里ドギーズアイランド

さて、満腹になたっところで本丸に向かおう。

本日のお宿はこちら。

 

こちらは4つほどのドッグランも備えつつ、全室犬同伴で泊まれるかつ、レストランまである愛犬家にとっては天国のような場所。

doggys-island.jp

 

チェックインした後早速、ヴェルナー氏も走り回る。

いつもはドッグランでもランせず一人で歩き回って満足しているのだが、やはりたくさんのワンコたちや広々とした空間にテンションが上がるのか走り回る。

 

じゃぶじゃぶ池なんかもある。夏は飛び込みたくなるなあ。

 

被写体認識AF的なのを初めて使ってみたのだが、なかなか慣れずにうまく撮れない…。

何だかんだ慣れた人力AFの方が歩留まりが良い気がしてしまうのは、元ペンタ使いの悲しい性なのか…。

この犬こんな走るんだっけと飼い主が疑問に思うほどよく動く。

よく遊んで人間も疲れ始めたため、部屋に戻りつつリゾート内を散策。

 

私たちの宿泊する部屋もこんなコテージタイプ。ヴェルナーはほとんど吠えないのだが、他人の気配などを感じた時にはさすがに吠える。

そんなときにもコテージタイプだと周りからも離れているし安心だな。

 

夕食は買い込んだご飯を部屋でまったり食べる。こうして1日目はのんびりと終了。


至れり尽くせり 朝バイキングにラウンジドリンク

せっかくなので朝はレストランでバイキングを食べてみた。犬もイスに座らせてもらえるのはとても助かる。

しかも、犬用のヤギミルクや野菜、フードなども充実。

人間だけでなくヴェルナーも大満足。

 

2日目は雨がぱらついたりということもあって短めにドッグランで遊ぶ。

 

本格的に土砂降りとなってからは、ラウンジに退避。なんとウェルカムドリンク付き。

「外へ行かせてはくれまいか…」寂し気な背中がそう訴える。


雨も強いですし、帰りましょうぞ。

 

「なんと」


しかし、なんだかんだで忠犬なヴェルナーは帰路につく。

帰りの車内も爆睡なのであった。

 

ということで久しぶりにヴェルナー伴っての旅行は、ドギーズアイランドさんの至れり尽くせりな愛犬家たちへのおもてなしで快適に過ごせた。

また泊まりに行きたいなあ。

 

 

ということで、本日はここまで。

 

昭和が生きる神田をX-T5で撮り歩く

 

時々ふらっと寄りたくなる神田。

昭和レトロな雰囲気が残るこの街は、撮り歩くのも楽しいことを知っている。

前回昭和の赤線街を散策したからか、昭和の名残を探したくなってしまったようだ。

 

 

撮り飽きない様々な表情

ということで久しぶりに降り立った神田。学生時代によく有名な老舗喫茶店のエースに訪れていたのだが、ここ数年は群馬暮らしが長かったのもあり久しぶり。

早速、久しぶりの街をX-T5片手に撮り歩く。

このビルのモニュメントは記憶に残っていたのだけれど、この青い壁はあまり覚えていなかった。

というか、神田に来る目的は喫茶店エースへ行くことだったから、あまり街全体を歩き回ってはいなかったようにも思う。

だいぶT5の扱いにも慣れてきたからか、スナップ撮影中の瞬時の撮影も余裕をもって楽しめるようになってきた。

そして、T5の階調の豊かさは頼もしい限り。明暗差が激しい写真でも破綻しにくいし、撮影中以外も見返した後や編集中も楽しい。

半地下のようになっているカフェ。いいなあここも気になる。

路地と路地を抜けるとこういったお店に出会うことも多い神田。オフィス街・学生街の顔も持つため、ランチ時は特別メニューの看板も出していることが多い。

こういうのを見てふらっと入るのも粋な休日というものだ。

ただの高架下の様子なのだけれど、この暗所の粘る写りを見て満足する。APS-Cでこれなのだから、やっぱりGFXは素晴らしいのだろうな。

 

昭和初期の面影を残す 丸石ビルディングへ

戦前に建築されたビルがあるということで気になっていたのだが、ようやく現地に行くことができた。

それがこちらの丸石ビルディング。

現在もこの建物を所有している太洋商会によって建てられ、1931年に完成したという。

設計は、日本初の超高層ビル霞が関ビルディング」と同じ山下寿郎。

visit-chiyoda.tokyo

 

到着すると雰囲気に圧倒された。昭和レトロというより、ヨーロピアンな雰囲気過ぎて驚き。

細かい装飾と建物全体の重厚な雰囲気が合わさり、唯一無二の存在感を放っている。「やべえ」「すげえ」等という壊滅的に貧弱な語彙を発しながら、シャッターを切る。

いや本当に現地に行ったらこうなりますよ皆さん。

ちなみに戦中の空襲時、焼夷弾が屋上に直撃したようだが、それにも耐え抜いたようだ。激動の時代を生き抜いた凄みもこの建物に染み付いているのかもしれない。

 

寒い日はやっぱり立ち食いそばで

ふらふら歩いていたらたまたま見つけたこちらで昼食を。

本当は普段入らないようなイタリアンのランチとか食べてみようと思っていたのだが、風が冷たい日だったから立ち食い蕎麦の誘惑に勝てなかった。

しかも、名物らしいこのアジフライ定食。無理、これは見逃せない。

蕎麦はしっかりしたコシがあって香りも良い。

つゆは少し甘めで冷え切った身体に沁みまくる。

サクフワトロッなアジフライ。うまい…白米が進む...。

そんでもってその合間に蕎麦をすすって、つゆを一口くいっと飲んで一呼吸。

白米を挟んで口をすっきりさせてまたアジフライをサクッと言わせる。

 

最高のループ。

 

また体重増加と引き換えに幸せな瞬間に出会えたのだった。

 

では、本日はここまで。

 

東向島(旧玉の井)周辺で”赤線”の残り香を探す

 

先月の中で綴った足助の町並み。その中でカフェー建築というのをご紹介した。

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終戦後から1958年に売春防止法が施行されるまでの間、全国にいくつか存在していた赤線地帯。

吉原に代表されるような遊郭等の公娼制度がGHQによって廃止された後、あくまで店員と客の自由恋愛の元という建前で黙認されることで成立した「赤線地帯」。

 

そんな赤線地帯の中でも有名なのは、玉の井の名前で知られる現在の東向島駅周辺。

今でも、タイル張りやモダン建築風な装飾(丸柱やカーブ状の装飾)や、出入り口が2つある等、独特な雰囲気を纏うカフェー建築が残る。

 

今回は、前々から行ってみたいと思っていた赤線の残り香探しに向かった。

 

まさに”迷宮”の如く入り組んだ町並み

東武スカイツリーライン東向島駅に到着し、早速散策を開始。

一本路地に入ると小さな商店も多く、ついつい気になる。

駅名や住所名も「東向島」だが、未だに玉の井の地名は地元住民に親しまれているようで、駅の表示にも「旧玉の井」の表記がされているほど。

何だか早速この質屋も一階のタイル張り調の壁と、二階の窓の雰囲気が怪しさを感じさせる。

線路沿いに歩くと、いろは通りという道に出る。ここをしばらく進み…

交番の左側の道に進んでいくと当時のカフェーが立ち並んだメインストリート。

そもそも玉の井は、元々浅草方面にあった銘酒屋(居酒屋を装いひそかに売春をさせていた店)が、関東大震災後に移ってきたところから私娼街としての歴史が始まった。

 

戦後は東京大空襲で焼失し、少し離れた鳩の街にメインが移ったようだが、未だに現役時代の建物が残っている。ということで、早速歩いていると遭遇。この窓の装飾はそうだろう。

ちなみに、作家の永井荷風がこの辺りに入り浸っていたのは有名で、濹東綺譚という小説で詳細にこの街の様子を綴っているらしい。その中でこの街を「迷宮」と称したのだという。

 

確かに細い路地がいくつもあり、少し入ると自分がどこの方向に向かっているのか分からなくなってしまう。大きな通りでもこれくらいの細さだ。

あいまにはこういったトタンの建物も残り、ここが昭和の雰囲気を色濃く残す下町であることを実感させられる。

 

目にできる限界点か

ふらふらと歩いているとこれまたオーラを感じる建物と出会う。入り口上のカーブしたひさしなど、これはカフェー建築でだろうと思う。

だが、よく見ると一階が傾いている。これはいつ取り壊されてもおかしくない…。

ここへ来る前に色々とブログを徘徊して下調べをしたりもしたのだが、年々とカフェー建築が建て替え等で姿を消したという報告が増えていた。

それもそのはずで戦後に建てられたとしても80年ほどになってしまうのだ。

 

そろそろ自分の目で見れるのは、限界が近づいているといっても過言ではないと思う。

 

そんなことを思いながら、見上げたり路地に入りこんだりしながら必死に痕跡を探してみる。個人宅に変わりながらも予想以上に残っている。

そして、これは有名なカフェー建築。いやはやこれは凄い。完璧だろ…。

こちらもそうだろうか。

こうしたアングラな歴史を探索するのも非常に面白い。東京という首都だからこそのこうした私娼街の隆盛があったのだろう。人が集まれば欲望も集まり、濃度も上がる。

 

しかし、それもまた時代の移ろいとともに姿を変えて消していく。アングラな世界だったからこそ人目にもあまり触れられず、ひっそりと消えていく。そんな儚さが、カフェー建築に惹かれてしまう理由かもしれない。

 

売春防止法施行後の赤線の様子が、NHKアーカイブに残っていた。

www.nhk.or.jp

 

吉原周辺にもこうした赤線の名残がまだあるようで、建物が残っているうちにそちらにも足を運びたい。

 

町中華の名店 興華楼へ

もうお店の外見で入ると決めたといっても過言ではない。この辺りでは有名らしい興華楼さんへ。

外の看板には手書きで日替わりランチの文字が。店内には凄まじい数のメニューがあったが、もうこの看板のおかげで注文は迷わなかった。

まずは中華スープが出てくる。

ほどなくしてカツカレーが登場。いやもう最高だよこれ。町中華のカレーってこういう感じなんだよね。

 

中華スープが効いていて、さっぱりめだけど旨味がしっかり残る。一般的には大盛にカテゴリーされそうな量もある。最高だ。


今回で出会えなかったカフェー建築を探しに来たときは、またこちらに立ち寄りたい。

 

では、本日はここまで。

 

武蔵国の隠れた一宮「氷川女體神社」へ

 

武蔵国の一宮神社(その地域で最も格式が高いと国司が定めたもの)といえば、大宮に鎮座する氷川神社が有名。

しかし、実は武蔵国の一宮を名乗る氷川神社はもう一つあったのだ。それが氷川女體(にょたい)神社。

そこには一宮にふさわしい厳かさと歴史が根付いていた。

 

 

”一宮”にふさわしい厳かさ

場所はこちら。

かなり前から目を付けていたのだが、なかなか行けず仕舞いであったこちらの神社。

参道に入って鳥居とご対面。ああこれは良スポットに来てしまったと確信。

 

鳥居から既に厳かさが滲み出ている。

石段を登り切ると御神木ともご対面。左の御神木のボコッとした部分は、ナニコレ珍百景で熊に見えると紹介されたことがあるらしい。

そして、地面が舗装されていない最高だ!

 

この日は大雪が降った翌週だったが、まだまだ雪は土の地面にもしっかり残っていた。

真っすぐに伸びる石畳の参道。その先には拝殿が鎮座する。

いやあ…光の当たり具合と言いとても厳かな雰囲気で来た甲斐があったなあと感動。

 

拝殿の前には道標のような石碑が置かれたいた。なんで?と思い案内板を見ると、どうやら昔浦和にあった道標のようで、よく見ると女體神社の文字が彫り込まれている。

街道沿いにこうした道標が置かれるほど、参拝者があとを絶たなかったようだ。

 

ではいよいよ拝殿を見ていこう。

しっかりと「一宮」の文字が輝く。

冒頭にも書いた通り、埼玉の一宮といえば大宮にある氷川神社が有名だが、あちらは「男体社」でこちらが「女体(體)社」と対となるような存在らしい。

こちらが本殿。本殿含む社殿が県指定有形文化財に指定されている。

 

祭祀遺跡を目指し伝統を紡いだ人々に思いを馳せる

本殿がある場所から石段を下りると、何だか立派な橋が架けられている。

しかも、その先には何だか道が続いている。

何とこの先には、かつて行われていた御船祭(みふねまつり)という祭祀場跡が残っている。

江戸時代までここ一帯に広がっていた見沼という巨大な沼は、古代より竜神が住むとされていた。その竜神を鎮めるため、神輿を見沼で渡す御船祭という祭祀がこの神社で行われていたのだという。

 

www.minumatanbo-saitama.jp

 

しかし、江戸時代は享保年間。享保の改革の一環での大規模干拓で見沼が無くなってしまった。そこで、神社の近くに池をつくって祭祀の場を改める形になったのだという。

 

江戸時代が終わるまでこの地でその祭祀が行われていた。

見沼の存在は一帯に住み人々にとっては、恵みの水源でもあり氾濫等を起こして全てを奪い去る恐怖の対象でもある「畏怖すべき存在」だったのかもしれない。

そこで、神社を建て、竜神として奉りながら暮らしてきた。

 

それをドライに干拓事業へ切り替えられる強さは、さすがは徳川幕府とも思える。

一方で、この地で暮らしてきた人々は必死にその伝統を守ろうとして考えたのがこの形なのだろう。

 

こちらのブログでも似たような考察をされている方がいらっしゃって興味深かった。

weekend-tadataka.net

 

寒い日にはカロリーを。絶品の家系ラーメン佐々喜家へ

寒くてすっかりカロリーを使ってしまった。

ああラーメンが無性に食べたい。

 

しかも無性に家系が食べたい。と我慢できなくて調べてみるとよさげなお店を地図で発見。

 

そして、こちらを頂く。これは王道の家系…たまらない。

かなり濃いめの醤油と豚骨に鶏油がまろやかさを加えてくれて最高。しっかり固めで茹でてくれる麺も良くスープに絡んで凄まじくうまい。


とても満足度の高い1日を過ごせてしまった。

 

 

では、本日はここまで。

 

古のSIGMA DP2と散歩しながら今後のコンデジ運用を悩む

かれこれ10数年前のカメラになるSIGMA DP2

中古で手に入れてからいまだに現役でいる。その写りと携帯性に魅了されてプレミアムコンデジというカテゴリーも好きになってしまい、FUJIFILM X100Fを所有することにも繋がった。

 

丁度先日発表されたX100VIは、100Fの後継モデルになる訳だが30万円近い価格等が物議を醸している。

コンデジに関しては古い機種しか持ち合わせていないからこそ、新型も気になりつつ、今後のコンデジ運用をどうしたものかと悩んでもいる。

そんな雑多な思いを抱えながら古のDP2で東京都内を巡った。

 

 

 

神保町から九段下へ

久しぶりにやってきた神保町。初めてのカメラを手に入れた学生時代、お金が無いからとりあえず歩きながら見たものを撮ろうとよく訪れた。

表の大通りに面した部分を洋風の建物に見えるようにするいわゆる「看板建築」の生き残り。

もう数は少ないけれど神保町の辺りにはまだ残っている。

そのまま一駅歩いて九段下へ。

 

旧軍人会館であり、二二六事件の際には戒厳司令部も置かれた九段会館東日本大震災の際に天井崩落事故があってから、東急不動産に買い取られ2017年に九段会館テラスという複合ビルに生まれ変わっている。

いやはやカッコ良い建物だ。このロビーに入ると自然と背筋が伸びる。

 

九段会館の解体工事の際に出てきた基礎の柱脚。この中にコンクリートと鉄骨の柱があったようだ。

そして、改めてこういった無機質な人工物とDP2の相性が良いことに気づく。

この小ささでこれだけ写って。それでもってこの雰囲気はDP2でないと出ないのだ。

特に冬場はコートのポケットに手と一緒に突っ込めるのだから、散歩自体の邪魔にもならず、より楽しい。

 

根津神社から日比谷へ

では、自然と調和している神社ではどうかというと、やはり空気感も切り取られているような雰囲気は同じで素晴らしい。

これが10年以上前のコンデジなんて信じられるか。

X100Fも楽しいのだが、携帯性はさすがにDP2には敵わない。

メインのレンズ交換式一眼レフを持ち出すと、確実に写真を撮るという行為がメインになってしまう。それはそれで楽しいのだけれど、肩ひじ張らずに街を眺めたり、色々なお店を巡ってみたりという場面には、やはりコンデジが最適な気がしている。

肩肘の張らなさがいつもとは違う写真を撮らせてくれると感じる場面も多い。

 

エスカレーターを降りながら何気なく撮った写真。これなんてまさにそんな写真だ。

手前のカーブを描く梁のような部分と奥の直線的な柱の組合せ、光の雰囲気が面白そうで何となくシャッターを切った。X-T5だったら撮ってないかもしれない。

これがX100Fだったらシャッタースピードのダイヤルをグリグリしたり、アナログ操作を楽しみながらぶらぶらして満足度を高める。

そう考えるとそれぞれしっかりキャラクターの立ったラインナップを揃えているんだな、と自分で感心してしまう。

 

小ささの中に尖った魅力が欲しいのかも

そうか。結局コンデジに求めるものは、片手におさまる小ささの中に尖ったキャラクターを求めているのだな。

当たり前の結論なのかもしれないが、こうして自分の中で咀嚼する作業は私の中でとても大切にしている。

では、そうした結論の下に見るX100VIはどうかというと、価格の割にあまりそそられないという結論になってしまうかも。

DP2とX100Fをしばらく大事に使いながら、気ままにそそられるカメラを探していきたい。

 

お付き合いいただきありがとうございました。

 

では、本日はここまで。

 

納車から2ヶ月となるBT5アウトバックはいかに

 

年末年始の長距離走行を終えてのレビューをこちらで書いた。blue-rock53.hatenablog.com

早いものでもう納車から2か月ほど経つため、新たなパーツも装着しつつアウトバックがある暮らしを堪能している。そこで、2か月間の長期レビューを少し綴ってみたい。

 

 

この車とどこまでも行きたい

この2か月感じる事は、つくづく「良さ」が溢れる車で本当に満足しているということだ。

このアウトバックのレビュー記事でよく見かけるのは、パワー不足への不満。確かにレヴォーグに比べると車も重くなり、1.8ターボではパワー不足感は感じる。

 

しかし、それが不満になるかというとそんなことは無い。これが私にとっても不思議な感覚。やっぱり速い車は楽しいし。

それともレヴォーグの時よりもアクセルをいくらか踏み足すと不足感も無いからだろうか。

 

よくよく考えてみると、このアウトバックという車のパッケージング全体を通して感じる魅力や良さに満足しているから、パワー不足ということに不満が行かないのだと思う。

良さの一つは、何度もお伝えしているタフさとスポーティさと流麗さがバランスされたデザイン。

 

車高が200ミリ超えているとは思えないハンドリングの良さと乗り味の良さももちろんのこと、実用性と先進性がバランスされた内装。

「モニターだらけで」と思っていた節もあるが、実際にはドライバーが必要となるものを細かく表示させたりカスタマイズできる実用性がよく考えられている。

実はスバル車の良さは、様々な項目に優先順位を付けなければならない車の開発の中で実用性がしっかり上位にあることだとも思う。

 

エナジーグリーンのステッチもアクセントとなる内装。

リミテッドグレードのレザー内装が人気のアウトバックだが、20代には少々気取った感じがありあまり惹かれなかった。

エアコンの吹き出し口一つとっても、スバル車とは思えない室内の上質さ。それでいていやらしさが無い。スバルらしさが時代に応じて昇華したんだなと、こういった所からも感じる。

 

結構好評なこのピラーデカール。私自身もお気に入り。

BT5型からこうしたオプションパーツが純正で用意されるようになった。

台数が少ないアウトバックだからこそ、こういったパーツで個性も出しやすい。

 

こういった良さのおかげで、どの場面でもワクワクしながら安心して目的地にたどり着ける。どこまでも走っていきたいと思わせてくれる最高の相棒だ。

 

SKフォレスター用のリアゲートプロテクターを装着

リアゲートの淵にこんなものを取り付けてみた。

SUBARUロゴ入りのプロテクターなのだが、実はフォレスター用のオプション品。

アウトバック純正のものよりもこちらの方がカッコ良い。

 

フォレスター用だがアウトバックにもピッタリ。よりタフな雰囲気にもなるし、リアゲートを閉める際に手垢を気にしなくていい。

そう、我が家のアウトバックは実用性重視でパワーリアゲートは付けなかった。

 

パワーリアゲート分の金額をオプションに回せたからより満足度は上がったような…。


さて来週はどこに行こうか。

 

この曲をかけながらのんびりとドライブに出かけたい。

 

では、本日はここまで。

 

雪景色の浅草で身体を凍らせ絶品うどんで解かす

東京で雪が降ったらどうするべきか。

カメラを持って飛び出そう。

と思っていたのだが、降りだす当日は想像以上の降雪で帰れなくなる前に家へ帰還。

ということで雪も解け始めた翌日に浅草へ向かった。

 

 

雪への情緒は万国共通?

雪国の方々にとっては天敵と言っても過言ではないと思うが、千葉で生まれ育った人間はどうしてもはしゃいでしまう。

そして、雪がつくりだす雪景色に対してとても情緒的になってしまう。

海外からの観光客の方々もそれは同じのようで、いつもよりもあちらこちらで写真を撮りあっている人たちがたくさんいる。

 

やっぱり東京の雪景色は特別で美しく楽しい。

見慣れた景色に氷が降りかかっただけなのに。

 

しかし、見慣れているからこそ小さな変化が気になってシャッターを切るのかもしれない。それを記録したいという意思が、無意識のうちに身体中にすりこまれているのだと思う。

 

思い返せば6年前の大雪の時も、通学のカバンにカメラを放り込んでこんなことをしていたな。

 

そして、6年後の今もソフトシェルのフードを被って傘もささずにカメラで写真を撮っている。成長しない。

いやそうでもないかも。6年前はそのあと風邪を引いたけど、今年は引かなかったからやっぱり成長している。

 

とかなんとか思い出しながら、人の流れを観察しながら普段とは少し違う仲見世を撮るのが楽しい。

 

雪の本堂を見た後は、絶品の鶏わかめうどんで身体を解凍

本堂前もたくさんの人。

 

雪かきをするユンボ五重塔。何でユンボで集めてるのだろうと思ったら…

トラックでさらに運び出しているようだ。浅草寺の敷地内のどこかに集積しているのだろうか。さすがについていかなかったけれど。

だんだんとシャッターを切る指の動きが悪くなってきた。寒い。

少しづつ駅の方向へ撤退を開始。途中のお店でお昼を食べよう。

 

ということで、何度も見かけてはいるけれど素通りしていた「竹庵」様へ。

何といっても暖かいうどんに惹かれてしまった。

そして、私が頼んだのは鶏わかめうどん。ありそうでなかなかないメニュー。

 

これがめちゃくちゃ旨い。鶏肉は皮がすべて剥かれていて脂っこさはないが、鶏の旨味と甘さを感じる脂がしっかり残っている。そして、カツオだしがしっかり効いていて、鶏とカツオのダブル旨味攻撃をしかけてくる。

わかめの磯の香りもアクセントになって全然食べ飽きない。
飲みの後でもわざわざ浅草に寄ってこれをすすりたい。

最後に薬味のしょうがを全部入れて一気に残りのうどんをすする。先ほどまで凍りついていた身体がすっかり解凍されている。

 

ああ最高だこれ。

また新しい浅草の魅力を体感できたかもしれない。

 

では、本日はここまで。