第一回はこちら。
八丈の東側は起伏が西側よりも激しい。
そんな東側には豊かな自然が残っており、中でも水が青白い硫黄沼と、豪快な唐滝が綺麗らしい。
少々山の中にあるようで、なかなか行き甲斐がありそうだ。
ということで起伏でウオンウオンうなるワゴンR君を走らせ、樫立駐車場まで向かう。
硫黄沼と唐滝の玄関口 樫立
硫黄沼と唐滝へはここから徒歩で向かう。
おや、既に先客がいらっしゃる模様。
同じワゴンRのレンタカーだ。
さて、朝イチだったため準備体操をして歩き始める。
3月でもさすがに日が高いと暖かい。
歩き出して数分後から半そでになってしまった。
この実なんだっけ…
小学生の時にやたら獲ったりしてた気がするんだが…。
いっこうに沼や水の気配を感じられない。
大丈夫かな。
久しぶりに緑を撮ったなー。
やっぱりK-3で撮る緑はとても好き。
最近めっきり山歩きもしなかったため、なかなか緑を撮ることもなかった。
やっぱり良いな〜たまには撮りにいかないと。
青白く神秘的な硫黄沼
さてさて、そんなことを思っていたら急に現れたぞ。
これが硫黄沼だ。
水が青白くなっていてとても美しい…。その名の通り、硫黄の成分が水に溶け込んでいるらしい。
水面下に沈む木もうっすらと透けて美しい。
こちらは光が差し込んで幻想的な感じ。
しばらくぼーっと眺めていたが、唐滝を忘れていた。またテクテク歩き出す。
唐滝は硫黄沼のさらに奥にある。
20分ほど歩けば唐滝にたどり着ける。
断崖絶壁から流れ落ちる大迫力の唐滝
じゃーん。こちらが唐滝。
切り立った崖から水が流れ落ちている。
大迫力だ。
苔の色味としぶきの感じがとても好み。
まさに断崖絶壁から水が流れ落ちる。
しかし、この日は水量がそれほど多くなく風が吹くと途中で霧状になっていた。
普段の水量はどんなものなのか…。
滝壺の周りにはやはり苔がびっしり。
絶え間なく水が打ち付けるため仕方ないのだろう。
そして、唐滝の水も少し濁っていた。
ここの水源がどこなのかは分からないが、この辺一帯は硫黄の成分が溶け出しているのだろうか。
駐車場から片道30〜40分歩くことにはなるが、その甲斐は十分にある。
道もそれほどハードではなく、推奨はしないがスニーカーならば歩けないことはない。車を借りた方は、ぜひ行ってみた方が良いと思う。
食べやすく旨味凝縮のくさやを堪能 藍ヶ江水産
そして、この日は八丈名物のくさやを食べてみた。
とはいえ、噂に聞く臭いに少々びびったため、比較的食べやすいと評判のお店へ。
それがここ。
藍ヶ江水産さん。
こちらはくさや、干物をつくる工場の中に食堂がある。
そして、こちらが青むろ鯵のくさや定食。
ちなみにランチの定食メニューはこちら。
こちらが鯵のくさや。
噂には耳にしていたが、旨味が凄い。
語彙力が乏しくて申し訳ないのだが、この世の旨味成分をぎゅっと凝縮したような感じだ。
肝心の臭いは、たしかにそれほどキツくない。スルメを炙って少し発酵させたような感じだ。敏感な人には「うっ」と感じるかもしれないが…。
そして、こちらは亀の手の味噌汁。
あまりにも亀の手感がありすぎて、本当に亀から手を切り落としたのかと思っていた。
よくよく調べてみると、貝というか甲殻類の一種らしい。
カニの味噌汁を飲んでいるかのような感じだった。ダシが効いていてとても美味しかった。
ということで今回も八丈の自然と味覚を堪能した。
八丈紀行は次回が最後。
最後は、明日葉おじさんとの出会い、満点の星空を紹介したいと思います。
では、本日はここまで。
続きはこちら。