前回の続き。
今回は鮮度を重視して1日2投稿という本ブログ初の試み。
一本が長過ぎると読みにくいからね…。
MITSUBISHI
ここもささっといこう。
シェーバー顔と愛されている新デリカ。
まあ、こういう顔が流行りだからね。何も言いません。
しかし、このコンセプトカーは良かった。
EVだが、AYC等の三菱独自の四駆技術を組み合わせたスポーティなクルマ。
タフさの中にバケットシートやリアの形状などのスポーティさが混じり、とても楽しそうなクルマが生まれそう。パッとしない三菱が続いていたが、今後に期待だ!
ルノーは、メガーヌだけ貼って流します。
Mercedes-Benz
メルセデスの方向性はガッチリ見せてくれていた。EQに代表されるもっぱらEVのラインナップ強化である。
とはいえ、市販車も多数展示していた。
内装も含めてさすがの高級感。
しかし、いやらしさがなくてやはり質実剛健なドイツ製らしさが良い。
このドアの内側もこの通り。
スイッチがメタル調でカッコ良い。
そして、今回の目玉のEQS。
メルセデスの電動化ラインナップのEQにおけるフラッグシップモデルをイメージしているのだろうか。
前回(2017年)のメルセデスブースは、コンシェルジュサービスのメルセデスミーが目玉だった。
しかし、今回はEVに焦点を絞っており、この2年で世界の自動車の潮目が大きく変わったことを改めて感じる。
MAZDA
さて、今回のモーターショーの目玉メーカーでもあるマツダ。
最初は、とりあえずMAZDA3のエッチな姿をカメラに収めておく。
ズルイ。ズルイぞこの照明!
この陰影の出やすい照明がエロ過ぎる!
刺激が強すぎるので、MX30へ移動。
マツダが独自に開発したEVシステムe-skyactiveが搭載されているという。
ぬあっ!観音開き!!!
RX-8を彷彿とさせる。
シンプルでスッキリとした佇まい。
素直にカッコ良い。
早く試乗してみたいぞこれ!
そして、マツダの高級ブランドとなる意志を今回のモーターショーで改めて感じた。
なぜならば、今回マツダが出展した位置がレクサス・メルセデス・BMW ALPINAが陣を構える場なのだ。
出展企業がどこまで配置を希望できるのか分からないが、ブースの高級感も周辺のメーカーと決して遜色ない質感だった。
レクサスが高級ブランドとしてのポジションを獲得するまで大変な苦労があったはずで、マツダもすぐに高級ブランドとなることは難しいかもしれない。
しかし、あれだけの良い車をつくり続けていればいつかはその目標も達成できるはず。
頑張れマツダ!
TOYOTA
もうトヨタ先輩は別格である。
「お前ら、いつまでも車なんて展示してる場合じゃないんやで」
と言わんばかりの展示内容。
なんだかもう概念的過ぎて全然分からん。
車と一緒にライフスタイルを含めたサービスをどう提案していくかを真剣に考えているのだろう。
モリゾー社長が、トヨタは単なるカーメーカーからモビリティサービスの会社へと生まれ変わるという決意を表明したのも記憶に新しい。
トヨタはそれをガチンコに、危機感を持ってやっているのだ。
王者にも関わらず決して油断せず、真摯に取り組む。これが、TOYOTAが王者たる所以だろう。
改めてそれを感じた展示だった。
SUBARU
最後はスバル。
目玉はなんといっても次期レヴォーグだろう。
現行のレヴォーグオーナーとしても非常に注目度が高い展示!
写真で見ていたよりも野暮ったくない。
というか、スバルがこんなにコンセプトモデルに忠実なデザインを持ってこれたというのが驚き。
顔よりもお尻の進化がかなり評価高い。
のぺーとしがちな現在のレヴォーグ尻を良い感じに正常進化させた感じか。
いずれにせよ、SGPも採用されたレヴォーグ楽しみだ!
アドレナリンという名前のSUVコンセプト。
なんだかカピパラみたいな感じだけど、張り出たタイヤやフェンダー周り、切れ長の目はカッコ良いかも。
そして、忘れてはならないのがWRXのEJ20ファイナルエディション!
スバルオタクをそそるこのWRブルー×金ホイールの組み合わせ。
カッコ良いなぁ。
EJも本当に終わってしまうんだねと改めて実感。寂しい気もするが、FBの進化版も楽しみだ。30年間お疲れさま、EJ20。
しかし、スバルもホンダ同様に今後のビジョンがいまいち見えてこなかった。
今後どうしていきたいのだ!トヨタにハイブリッドシステムは譲ってもらい、EV向けのプラットフォームも共同開発する予定だというが、どのようなEVを目指していくのかが気になる。
次回のモーターショーではそれを見せてもらいたい。
紹介していないメーカーもあるが、今回はここまで。
自動車業界にとっては激動の2年だったと思われるが、その荒波の乗り越え方をしっかり提示できているメーカーとできていないメーカーは、ハッキリとしていた。
今後、どのように世界や業界全体が変化していくのか、クルマはどうなっていくのか、常に目が離せない。
その先は、どうなるのか。
本日はここまで。