JRがスキーのCMを流し始めると、どうしてもスキーに行きたくなる。
ピチピチの20代のうちにスノボーもやらねばと思いつつ、どうしてもスキーから離れられない。
そんな学生最後のスキーは、乳頭温泉のある秋田へ行ってきた。
宿泊したのは、乳頭温泉の中でも最も古いとされる「鶴の湯」だ。秘湯と呼ばれるにふさわしい温泉と食事、そして何より素晴らしい風情を持った宿であった。
秋田藩2代目藩主 佐竹義隆が1661年に湯治に訪れた記録があるほどらしい。
田沢湖駅から田沢湖スキー場へバスで向かい、ひと滑りした後に宿へ。
スキー場にはバスが迎えに来てくれた。
スキー場へは、お客さんがいないと来てくれない模様。そのためスキー場から宿へ向かう方は、宿へ電話をしてみると良いだろう。
宿へ着くと早速この光景。
見たことあるぞこの景色!
テンションが上がる。同じバスには外国人が多く、同じくテンションが上がっていた。
部屋でのんびりしていたらすっかり日も落ちた。
夕飯を食べるために本館へ移動する。
この積もり具合。千葉ではまずお目にかかれない。
千葉県民としてはどうしてもこの雪に興奮を隠しきれない。
道中にはロウソクが灯されている。
わざわざロウソクを灯すところに粋な計らいを感じてしまう。毎晩着けるの大変だろうに。
さてさて、本館に到着。
この障子の向こうに食事処がある。良い匂いがしてるぞ。
そして、入ってみたらドン!囲炉裏だ!
これは芋煮。
味噌味だがキノコや野菜の旨味、お肉の出汁も出ていて最高に美味かった。
そしてそして、イワナの塩焼き。
絶妙な塩加減でバクバク食らいついてしまった。川魚の臭みもなくとても美味。
気合を入れて写真を撮れたのはここまで。
我慢も限界を迎えたため、後はiPhoneで撮影。
まず一人一人に用意されている御膳。
アルミホイルの中身はこちら。
豚肉とキノコを蒸したものだ。
キノコの香りがとても良く、豚肉も甘みがあって美味しい。
ヤマブシタケの煮浸し。
初めて聞いたヤマブシタケ。
細い繊維状の笠がとても出汁を吸い、絡めてとても美味しい。
ずっと美味しいしか書いてないが、本当に美味しいのだ。仕方ない。
もう一つ印象に残ったのがこちら。
実は、中にお米が入っている。
これも出汁が染み込んでいてとてもとても美味しかった。
ということで夕飯はどれもこれも美味しいものだらけであった。
デザートも忘れずに堪能。
雪は一晩中降り続き、朝にはさらに雪が積もっていた。
雪がない時にはどんな景色か、この目とカメラで確かめねば。
では、本日はここまで。