ごみと青い岩

第46回東京モーターショー 2019を振り返る①

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100年に一度の大変革が起きているといわれる自動車業界。

そんな中ついに開催された東京モーターショー。この2年間でついこの間まで夢物語の世界だったCASEが、もう手に触れられる所まで来てしまった。

 

さて、今回はどんな展示となっていることやら。

 

 

SUZUKI

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今回のスズキの目玉は、ハスラーコンセプトだろうか。

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うん、これカッコいいい。

なんとスタイリッシュに生まれ変わったんだい…。

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外見だけでかなり好評価なのだが、内装がこれまた良い!

内装はこんな感じ。

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スイッチ1つ1つの質感も高く、所有欲を十分満たしてくれそう。

ただ、少々シートが柔らかすぎるような点が気になる。

 

コンセプトモデルは、HANARE(ハナレ)とWAKUSPO(ワクスポ)の2台が出品されていた。

今回の展示では、スズキは「自動車+ライフスタイル」を1つのクルマとして考えていく方向性を明確にしていた。

 

www.suzuki.co.jp

ハナレは特にその方向性をメインに据えたコンセプトだろう。

顧客の生活をもっと便利にするための、移動する家をイメージしたクルマ。そのような印象だ。

しかし、さすがに遊び心を忘れないスズキ。

クルマをただの道具にはさせないぞ、という意志をワクスポで提案してくれたように思う。

インド市場の行き先が不透明で不安の残るスズキだが、将来の方向性が明確で安心だ。

 

HONDA

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その一方で、少々不安が残ったのはホンダ。

彼らは一体どのような将来を見据えているのだろう。個人的には、あくまでハードのクルマの展示を重視した従来型のスタイルはぐっとくる。F1マシンの展示とか男心くすぐるもんね。

 

だが、それは今のホンダでしかない。一体、どのような将来を思い描いているのだろう。

 

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さて、今回のホンダブースの目玉とも言って良い新型フィット。

ネットでは、新興国向けの車両みたい…などと酷評されていたが、個人的には初代への原点回帰的な雰囲気を感じ好印象だった。


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サイドのシルエットもすっきりで良い。


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内装は、シンプルで操作しやすそうだ。

現行型では、エアコンのスイッチがタッチパネルだったようだが、ダイヤル式に変更された模様。ダイヤル式が結局使いやすいよね。

 

今回のフィットは、バリエーションが様々。

BASIC・HOME・NESS・CROSSTAR・LUXEの5種類。


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こちらはCROSSTAR。

ちょっとフランス車ぽい気がするのは私だけ??


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でも結構好き。

フィット買うならこれかな。


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こちらがLUXE。
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内装も高級感がある。

これが最上級グレードとなるのかな?このブラウンとブラックの組み合わせは、車内が暗すぎなくてお洒落で好印象。

シートやインパネ周りの質感も高く、ぜひ試乗してみたいと感じた。


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カッコかわゆいHonda e

このデザイン結構ツボにはまっており物欲が掻き立てられる。


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男の子的にマジあざっすなコーナー。
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うん、いいね。

でも…ホンダは一体どうしていくつもりなの…?

とりあえずHonda eは出してはいるけど、どうやってこの先を戦うつもりなの!?

と一人のクルマ好きとしては、そこが見えてこなかったため心配であった。

 

NISSAN

さて、最近はあまり良いニュースがない日産。

すみません。正直あまり興味が湧かなくてきちんと見てないです。

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でもでも、このARIYAはカッコよかった。

まだ体制が揺らぐ中では、あくまでEVと自動運転分野を磨いていくという現在の延長線をひとまず提示した感じだろうか。妥当だよね。

 

ここまで日産に冷めているのは、決してアンチなわけではない。

元々日産は好きだ。しかし、さすがに身から出た錆で何度も危機に陥り過ぎではないかと呆れてしまっているのだ。

 

最近登場した新型スカイライン

初めて間近で見たが、やはりカッコ良い。受注も好調と噂のようだし、新生日産の支えになってスカイライン神話に花を咲かせて欲しい。
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そして、彼らもいい加減どうにかしてあげてはどうなのだ…。
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フラッグシップをおざなりにしては、フラッグシップの意味がないだろう。

他のモデルも放置していたが故に今の経営状況となっている側面もある。

 

日産のブースは、良い技術は持ってるんだし、いいからやってよ!!!

 という愚痴っぽい、上から目線の感想となり大変申し訳ない。

これも愛情表現の1つだから許してほしい。

 

さて、思ったよりも長くなってしまったため、②で残りのメーカーを紹介。

今回はここまで。

本日の12時頃続きをアップする。