2019年の10月に浅間山の麓にある「鬼押し出し園」へ行っていた。
浅間山の噴火時に流れ出た溶岩流で出来た奇岩たち。
秋の色づいた葉と、澄んだ空気の浅間の麓はとても美しかった。
住所的には群馬県だが、長野の県境にも近く軽井沢もすぐそこだ。
すっかりブログの下書きに放置したまま忘れていた。
駐車場は無料で50台以上は停められそうな規模感。入場料は大人650円だ。
むむ。この鳥居…匂うぞ…!B級スポット感の好みな感じのいい匂いが!!!
鳥居の左右にガラス張りってB級感無いかなぁ…偏見?
いきなり奇岩たちがたくさんお出迎えしてくれるが、歩く道は舗装されている。
ごつごつ。
伊豆の城ケ崎海岸を思い出す。伊豆の美味しいお魚たち食べたいな…。
浅間山を遠くに見据えて奇岩たちを見ると
彼らがたしかに浅間山から噴き出し、流れつき冷え固まったことに納得する。
少しづつ日が傾きだし、予想だにしていない壮大な景色が広がりだす。
ごつごつとした岩の陰影がくっきりと浮かび出し始める。
私が期待していたのはもっとB級感ある景色だったのだが…。
めちゃくちゃ美しい…。
浅間山も「舐めたらあかん」とでも言いたげに、ちょっとイイ感じのガスと雲を麓に出し始める。
そんなもの見せつけられたら、カメラを手に持つ者としては受けて立たねばならない。
おらおらそんなもんかっ!と煽りながらシャッター切りまくった。
ふう…今日のところはこの辺にしといてやる…。
と浅間山に背中を向けて帰り始めた。
ん…?んんん???
なんだこれ!
小銭だ…!遊歩道のそばのただの岩に…!
なぜこうも小銭へ期待するのか…すごいなぁ。
10円なんてうまい棒ねじ込んでると同じなのに。
そういう考え方をしてしまう人間だからお金が飛んでいくの…?
でも岩に10円ねじこむならうまい棒食べたいな。
そんなこんなで浅間山の絶景に心洗われた一日でしたとさ。
さて、緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ油断ならない日々。
もうすぐで好きな場所に写真を撮りに行ける日が来るだろうし、もう少しの辛抱をしつつ、新しいレンズをネットで調べながら物欲を練り練り。
では、本日はここまで。