ごみと青い岩

DAIHATSU コペン セロがやってきた!

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レヴォーグのマフラーも買った。カメラも買った。パソコンも買った。

もう買わない。

 

買わない。

 

…。

 

買った。ということで、コペン セロがやってきた。


 

 

コペンって何さ

コペンとは、ダイハツが製造・販売する軽オープンスポーツカーだ。

www.daihatsu.co.jp

 

今のコペンは2代目となる。

初代は2002年から10年間販売された後、2014年に現行型コペンがデビューした。

 

ライバルのど真ん中としては、ホンダのS660だろうか。

しかし、その性格は全く違う。

 

S660|Honda公式サイト

こいつはもっとスパルタンなパッケージングで、屋根は手動式だし収納もほとんどない。

しかし!コペンは自動で屋根が開いてしまう。

 

コペンは軽で2シーターのオープンカーという不便極まりない車を、スポーツ性を損なうことなく利便性や快適性を両立しようとパッケージされている車だ。

 

セカンドカーに期待する贅沢さがギュッと凝縮されている点が、コペンの魅力だ。

 

具体的な魅力はこの後。

 

買うまでのあれこれ

 

事の発端は、同居人も車が欲しいと言い出した事だった。

そんじゃあ探してみるかと候補を見てみたものの、中々お眼鏡にかなう車がなかった。

 

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あれ、そしたら俺が増車か…?(いや、ない)

という反語表現だったはずが、いつの間にかコペンを探していた。

 

やっぱりマニュアル乗りたいし、オープンカーへの憧れがあった。

 

最初に狙っていたのは初代のコペン

gazoo.com

 

でも、なかなかお目当ての車が無かった…。

そんな時、たまたまお目当てのブリティッシュグリーンの現行コペンがめちゃくちゃお得にカーセンサーに掲載されていた。

 

とりあえず見に行くか…。

そう思ってお店へ向かった。

 

超速攻!アクロバティック契約!

 

6万キロで115万円。

マジ?

とてつもないバーゲンセールで売られていたコペンは、ホンダのディーラーにあった。

 

コペンを見にきたことを伝え、お店の中に入れてもらう。

 

すると営業の方が

「実は先週商談をしたばかりなのですが、その方と連絡取れないので…。もしこの後何回か電話してまだ取れなければ、お話進めさせて頂けます。」

 

おいおいおいおい何だその物欲の煽り方。

そんなの言われたら今日決めたくなっちゃうだろっ!

 

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とりあえず車を見させてもらう。

めちゃくちゃ綺麗だ。これは前のオーナーさんが相当大事に乗られてたのだろう。

しかも欲しいブリティッシュグリーンに内装がタンカラー。たまらん…。

 

 

なーんてのんきに見惚れていると…

 

 

「GOMIさん!もしよろしければ、お話進めさせてください。」

 

まあね、せっかく足運んだ訳だし、そら見積もりの1つや2つ取りますよ。

 

…。

 

あれ…?もうなんかこれ印鑑押したら契約完了しちゃうぞ…?注文書出てきちゃうよ…?

 

あれ…え…?今日車買うの?

まだ1台目のローンあるのに…?

 

 

「…お願いします…!」

 

買ってしまった。

とはいったものの、全く買うつもりが無かったため印鑑を持ち合わせていなかった。

 

ということで、100均に認印を買いに行くという超アクロバティックな契約。

 

そして、買いたてほやほやの印鑑で押印し、コペンは我がものとなったのであった。

 

 とりあえずQOLが爆上がりする危険物

 

そんな超速攻で買ってしまった訳だが、とてつもなくQuality of lifeが上がっている。

 

はあ…お仕事疲れたな…。って家に帰ってくるでしょ?

でも駐車場にはコペンが待ってて、ウィ~ンって屋根を開けて夜風を感じてみる。

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そんでもってスコスコとシフトレバーをいじって、アクセル煽ってクラッチを繋ぐ。

 

あぁ、そうだ。

アクセル操作ってあくまでスロットル弁の開け閉めの操作だよな。

オートマ車を運転しているときは、すっかり忘れてしまっている感覚を味わう。

 

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動力をどんなタイミングでどう伝達するかは、あくまで左足で操作するクラッチの役目。教習所を卒業したては、それが勝手に行われるオートマ車が怖かった。

 

なんて話はとうに昔で、今となっては左足が羊みたいにプルプル。

だいぶ慣れてきたけど。

 

このマフラーかわいいよね。されど侮ることなかれ。案外良い音がする。

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オープンにしてると心地よい音が響く。

 

屋根も空力を考慮された形状になっている。

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ちなみに現行コペンは、ボディ外板のほとんどを樹脂としている。内部の骨格で強度や剛性を確保しているというのが売りだ。

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仕事柄その辺りの話題はとっても興味が湧いて、現行型に乗ってみたくなったのもある。

 

正直、車の外板自体はそこまで剛性や強度に寄与していないはずだが、やっぱり樹脂だとどうなの?という思いはある。

 

基本はインナーのフレームやシャシーでいかに剛性、強度が出せるかが重要だ。(今や軽でも使われる、ハイテンや超ハイテンと呼ばれるクッソ引張強度がある鉄も基本的に内側に使われる)

 

でもね、全然問題ない。

そりゃレヴォーグに比べたらカーブでのよじられ感は感じるけど、不安を感じさせるものではない。

軽とは思えないどっしり感と、ボディ全体でキビキビと動く感がとっても楽しい。

 

正直言って幸せ。

 

 

ブリティッシュグリーン×タンカラーという王道 

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ブリティッシュグリーンにこのタンカラーってズルくない??

たぶん昔のスバル車だってこの組み合わせなら、あのダサかった内装も良く見えたはず。

(これは愛のムチ)

 

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シフトノブも変えたくなるなぁ。

ウッドも良さそうだけど、手汗が多いからやっぱり革製か?

 

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ここオプションだけど最高ですこのウッド調。

たぶん新車で買うならつけてる。

 

そうそう、実は結構優秀なラゲッジスペースも紹介しよう。

ルーフ閉じているとかなり入るのが驚き。

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手前には大きめのカバンを2つ入れているが、奥のスペースにこの組み合わせがあともう2セットくらい入ると思う。

 

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ま、オープン状態の時は屋根がここに入るのでお察し。

 

ちなみに屋根の開閉は、サイドブレーキレバーのすぐ上にあるボタンにてワンタッチで可能。

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めんどくさがりやの私もご満悦。

 

一人暮らしならこいつだけでも十分だと思う。

案外女子ウケも良いし、男子諸君!はたまた女子の皆様も、少しでも良いと思ったら買うべし!

 

文句は無限。されど屋根を開ければ全て黙る。

 

ここまで褒めっぱなし。

が、文句を挙げたらキリがない。

 

屋根を閉めている時はカタカタゴトゴトうるさいし、乗り心地も良くない。ブレーキのタッチも良くない。

狭いし、レヴォーグに比べたら使い勝手だって良くない。

 

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でも、屋根を開けて風を感じながら走り出せば、そんな文句は全部吹き飛ぶ。

 

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特に夏の夜の気持ち良さは、一瞬で仕事の疲れを吹き飛ばす威力を持つ。

冬場はシートヒーターに期待。

 

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興奮してついつい長くなってしまった。

今後は、コペンレヴォーグ共々よろしくお願いいたします。

 

では、本日はここまで。