実は海外では有名…?
久しぶりに山梨に行きたいな~とGoogle mapを見ていると、妙にレビュー数が多くて評価が高い公園を見つけた。
2000以上のレビュー数で星4.5。これは典型的なステマを疑うレベルのレビューな訳だが、割と単純な人間なので行ってみることにした。
それがここ。
後で知ったのだが、この公園からの景色は、タイの教科書に使われたり、有名なガイドブックで表紙を飾ったこともあるらしい。
故に、海外ではかなりの知名度を誇るらしい。
気になる。ということで行ってみる。
公園の麓には、新倉富士浅間神社がある。
神社の向かい側に駐車場があり、うれしいことに無料だ。
12月の頭だが、ここもまだまだ葉が色づいて残っていて美しい。
神社は少しだけ見て先に進む。
そして、この階段を登っていく。こちらも色づいた葉が美しい!
一足先に頂上から帰ってきた子供たち。かなりの段数を登ってきたばかりなのに、階段を駆け下ってきた。まさに風の子。
私も数か月前に霧降高原で超階段回廊を登り切ったのだ。
負けんぞ…!
さすがに息が切れてきた頃。後ろを振り返ると思わず息をのむ。
こうして間近に富士山を見るのは久しぶりだ。
コロナとともに始まり、コロナとともに終わりそうな2020年。こんな時に見る富士山は、とても雄大で勇ましく見える。
日本人に親しまれてきた理由が、今はより実感できる。
疫病や飢饉が起こっていた時、ふと見上げる富士山の雄大さにどれだけ心を動かされるだろうか。
ちょっと大げさ?笑
頂上にそびえる忠霊塔と富士山を望む
さて、頂上に着くと忠霊塔がそびえている。
明治以降の戦没者供養のためのものとのこと。青い空にこの朱色が映える。
忠霊塔は、富士山の方を向いて立っている。
そのため、塔が立つ広場からはこのように富士山がど~んと見える。
さて、少し丘にあがって絶景を見に行こう。
地元の有志に建てられたという明治天皇の像。「明治大帝」の文字が碑には見える。
「大帝」なんて世界史で習ったカール大帝くらいしか聞いたことがないが。。。
さて、そんな明治天皇が見つめる先にはもちろん富士山がある訳だが、たくさんの人もこの丘から富士山を眺めている。
見よ!この天邪鬼構図を。あえて違う構図を撮るんだぞ的なへそ曲がった根性が生み出す構図。
肝心の富士山を入れた眺めは、こちら。ちょっと松の枝が入っているけど、これはこれでということで。
これはたぶん朝方か夕焼けに来るべきだったかな…。逆光に苦しみながらとりあえず満足したので退散。
では、おすすめグルメの紹介へ行こう。
ついリピートしてしまう絶品シカ肉料理 松風
ぶっちゃけ、このレストランのために山梨に行くといっても過言ではない。
実は2度目の来訪なのだが、機会が無くて初登場。
「松風」さん。
おすすめは、この鹿肉カレーセット。これで1300円。
甘めな味付けなのにしっかりとしたスパイシーさも持つ。トマトベースなルーはついついスプーンですくうペースが上がりがち。そして、ごろごろと入った鹿肉を堪能できる。
そんでもってこれ。鹿肉の刺身。これほんと10皿いけるぞ。
全く臭みが無く、噛めば噛むほど旨味が出てくる。臭みが無いといっても、きちんと牛や豚等とは明らかに違う香りもあって「鹿肉食べてる感」も忘れさせない。
こちらは鹿肉のから揚げと燻製。
もう何もいわなくても美味しいことはお分かりいただけるだろう。酒を普段は飲まない私ですら、旨い酒が欲しくなる。
これで1300円で本当に良いんですかと毎回思うこのセット。
お店自体はこじんまりとしていて雰囲気も良い。山梨は富士五湖方面へお越しの際は、ぜひ訪れてみて頂きたい。
あ~もうよだれが垂れそう。
いや、垂れた。
では、本日はここまで。