最近はなかなかハードな平日が続きブログが放置プレイ。でも土日はお出かけしているのでまあまあネタはあるぞ。
ということで、今回は童心に帰れる小学校跡を紹介。
ふと目に入った看板が気になる
日光へも繋がる国道122号。草木ダムというダムの近くの滝を見に行った帰り、気になる看板を見つけた。旧花輪小学校記念館の文字。
旧小学校…?何それめちゃくちゃ気になる。
ということで校舎までやってきた。
1931年~ 2001年まで使用された木造校舎。
私は思いっきり鉄筋コンクリ校舎育ちだが、いかにも学校という雰囲気を醸し出すこの校舎には懐かしさを覚える。
この学校の合言葉だろうか。
ここの入場料は無料。いいのか本当に…?
地元のおじいさま方が高校野球予選を見ながらのんびりと見学者を待っていた。
検温を受けてから早速入校。
うひゃ~!!!こりゃジブリの世界だなあ!
階段ももちろん木造。でもやっぱり昭和まで来ると自分が過ごした校舎とそんなに構造上の違いは感じない。
旧開智学校の時代と比べると学校が全国的に均一化されてきて、学校に対してある意味特別感が無くなってきているんだろう。
といっても旧開智学校が建てられた時代とここまで60年足らず。凄い時代だ。
いよいよ教室へ
教室へ行く前に…図書室へ寄り道。
新井先生が火元責任者。
今となっては音楽室の雰囲気だが、この窓に囲まれる感じ図書室だ。私の小学校もこんなつくりだったはずだ。
このオルガンずいぶんと年季が入っていそうだ。
おお懐かしい!こういうのあったよね!
やっぱり最後は学校名を連呼。
何度見てもこの廊下は素晴らしい。
さてさて、いよいよお楽しみの教室だ。
あれ?さっきの新井先生の教室か?
入ると、そこには本当にそのままの教室がそこにあった。
席は後ろの方がいいけど、なんだかんだこの辺くらいの所になりがちだった。
でも、一番後ろとかより案外目立ちにくくて良かったり。
とはいっても一番後ろの隅っことかも好きで。そこから見るとこんな景色で。
結構寝てるやつは後ろからも分かる。
この日直に相合傘とかね。ああ相合傘の中に名前書かれて、可愛い子とお互い意識してしまう的な甘酸っぱい恋愛も経験してみたかった。
授業中黒板よりも見てしまうのではないか、という時計。
あと20分で授業終わるなあと意識しだしてから長い。
この辺りも懐かしいセット。
家には護身用の武器としておいておきたい。
このオルガン、大正時代のヤマハ製とのこと。
こんなさらっと置いておいて良いのか?
教室の中に駅が出現する異空間
手すりにお尻をのっけて滑りたい。小学校ってそんな事ばっかりしていたな。
こういうポスターが学校のリアルさ、生々しさを演出してくれる。
本当に児童がいる雰囲気がこういった小物から随所に感じ、とても懐かしく心に思い出が響く。
そんな感傷に浸りながら違う教室に入ると、異質な空間を見つけた。
ん・・・?運賃表?
おいおいおい。これは駅じゃないのか?
駅でした。
鉄道マニアではないのでこのあたりのグッズの貴重性は分からないが、博物館や資料館等よりも凝った展示であることは間違いないはずだ。
待合室までこの再現具合である。
スキー行きたい。ストーブも置いてあるし、冬の設定なのだろうか。
ということで、これは入場料を取って欲しいくらいの立派な校舎だった。
122号をさらに北上すれば日光にも行けてしまうが、途中のここ旧花輪小もぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
では、本日はここまで。