ごみと青い岩

合掌造り尽くしで旅を締める~五箇山・白川郷~

f:id:blue_rock53:20211106231558j:plain

2回に続いて綴ってきた北陸旅行の記録。

前回まではこちら。

blue-rock53.hatenablog.com

 

blue-rock53.hatenablog.com

 

いよいよそれも最後ということで、五箇山白川郷での記録となる。

合掌造りマシマシだぞ。

 

 

合掌造りの山村を感じる 五箇山

白川郷の陰に隠れがちな同じく世界遺産五箇山

gokayama-info.jp

 

南砺市にある五箇山

合掌造りを生で見るのは初めてなのでめちゃくちゃ楽しみ。

 

ということで早速ど~ん。

f:id:blue_rock53:20211106231648j:plain

うおおおお!この屋根の角度、大迫力な茅葺。

まさに合掌っ!

f:id:blue_rock53:20211106231705j:plain

こちらのお店の方が住んでいるのだろうか?

頬月が秋の雰囲気をぐっと上げてくれる。

 

白川郷のイメージよりもここは本当に山村という感じで

非常にこじんまりとした集落だ。

f:id:blue_rock53:20211106231710j:plain

そして、逆らえない五平餅の香りの誘惑。

f:id:blue_rock53:20211106231722j:plain

ここで少しだけ腹ごしらえをして、白川郷への移動に備える。

 

 

大集落として残る白川郷の合掌造り

さて4〜50分車を走らせるといよいよ白川郷に到着する。

shirakawa-go.gr.jp

 

もはや旅は北陸から中部へ。

駐車場に車を停めて入り口へ。

修学旅行生も多い。今までは観光地でそんな姿を見ても何とも思わなかったが、コロナになってからは「修学旅行行けて良かったな!!!」とこちら側も少し嬉しくなる。

f:id:blue_rock53:20211106231813j:plain

橋を渡ると…

 

何だここは…!五箇山とは打って変わってThe 観光地感。これはこれで好きだけど、五箇山の静かさとのギャップに驚く。

f:id:blue_rock53:20211106231836j:plain

でも合掌造りの建物の数も規模も桁違いだ。

f:id:blue_rock53:20211106231932j:plain

とてつもなく大きな茅葺き屋根だと、寄って切り取りたくもなる。

f:id:blue_rock53:20211106232000j:plain

こちらは今も住んでいる方がいらっしゃるおうち。居住スペース以外を開放してくださっている。

f:id:blue_rock53:20211106232013j:plain

資材は基本的に自分たちで用意できるものでつくっているからだろうか、こうした縄を多用している。

f:id:blue_rock53:20211106232030j:plain

 

二階からはとても美しい景色が見える。これはサムネ決定ですわとシャッターを切っていた。

f:id:blue_rock53:20211106232055j:plain

ちょうど日が傾いてきた時間だったこともあり、暖かい日差しが余計に秋らしさを感じさせてくれる。

f:id:blue_rock53:20211106232156j:plain

このススキとか、The秋な感じでしょ。

 

結局のところ、この白川郷でもDA★55mm一本勝負だった。最近の旅行はDA limited 20-40mmに頼っていたのだが、単焦点一本で歩くと気合が入るな!

 

そんなこともあって撮りまくりであった。

f:id:blue_rock53:20211106232223j:plain

 

集落の奥に鎮座する白川八幡神社

広大な白川郷を練り歩き、奥まったところに神社を見つけた。

神社の手前もこんな感じで賑やか。

f:id:blue_rock53:20211106232449j:plain

こちらは甲子園風味の合掌造り。

ヘチマに目が奪われる。

f:id:blue_rock53:20211106232501j:plain

そしてたどり着いた白川八幡神社

f:id:blue_rock53:20211106232523j:plain

この鳥居がとても印象的でついつい見とれてしまう。

f:id:blue_rock53:20211106232537j:plain

創建は西暦700年頃とされ、1300年ほどの歴史を持つとされる。

f:id:blue_rock53:20211106232548j:plain

ここだけは白川郷の中でも雰囲気が全く異なり、ここだけは凛と澄んでいる。

f:id:blue_rock53:20211106232612j:plain

1000年以上もここ白川郷を見守ってきたこの神社は、今の白川郷に何を思うのだろうか。

 

いつ頃からこの地域に人が住み始めたのか、なぜ冬は雪深く寒さの厳しいこの場所を選んだのか、詳しくは分かっていないという。

 

いつからか養蚕を生業にすることで必要とされてきた合掌造り。

一時は絶滅の危機にもあったが、こうして観光地化することで生き残った。

f:id:blue_rock53:20211106232829j:plain

 

今もこうして実際に見れることに感謝しつつ、また雪の白川郷もこの目に焼き付けたいと思いながら車に戻った。

きっとまだ実際に訪れたことが無い方は、その期待以上の美しさに驚くことと思う。

 

ぜひコロナも落ち着いてきた今日この頃にチャレンジされてはいかがだろうか。

 

では、本日はここまで。