房総半島に無性に行きたくなる時がある。
最近はヴェルナーもいるため機動力が落ち、なかなか房総まで行けていなかった。
ところが、千葉市内の犬OKホテルに空きを発見!仕事終わりに千葉まで向かい、朝から房総半島に向かう弾丸旅を敢行した。
2回に渡って綴っていくが、今回は養老渓谷の弘文洞跡周辺の様子。
結果的に弘文洞跡は見れなかったのだが、夏を感じられる良スポットだった。
伝説の隧道 弘文洞跡へ
養老渓谷といえば、粟又の滝が有名。
そんな養老渓谷には、弘文洞という川廻しのためにつくられた伝説の隧道がある。
といっても、今となっては弘文洞”跡”となっている通り、昭和に崩落してしまっている。しかし、その姿は言われなければ自然の渓谷のように見える大きさ。
↓のリンク達にその姿が確認できる。
これは行かねば!
ということで意気揚々と養老渓谷に弾着。
しかし、この時私は油断していた。
「何度も訪れたことのある養老渓谷だし」ということで、珍しく何の下調べもせずに突っ込んだのだった。
この観音橋近くに↓の入り口がある。
これが観音橋。ちなみに、観音橋はペット通行禁止のためご注意。
私たちは川沿いを歩いていく。
久しぶりに水の流れる大きな音を聞いてビビり気味のヴェルナー。
川を渡るよう置き石の橋を渡れない。
マジか…。仕方なく抱っこをして渡る。
地層地層っ!基本は砂岩ぽいけど、時々れき岩のような層が見える。
うひゃー!夏だなー!!!年甲斐もなく子供のようにはしゃぐ。
この先に弘文洞が…!
とこの時は興奮していたのだった…。
無念にも夢断たれる
しかし、その夢は突如断たれる。
何と2019年の台風15号の被害影響でこの先の遊歩道が通行止めになっていた。
何だって…!
ショックを受けると同時に全然下調べをしていなかった昨日までの自分を呪った。
そう、凄まじい被害を関東に与えた2019年の台風15号は、今もなお被災から復旧していない場所が多い。
特にこうした川沿いはこうして通行止めにされている場所が未だにあるのだ。
群馬や栃木でも何度か出くわしたことがあるシチュエーションだったのだが…。
いつもは下調べをしているためあらかじめ通行止め部分を回避していた。
まあいいや。とりあえず引き返そう。
途中のこの廃キャンプ場でも撮っていこう。
このキャンプ場も遊歩道の通行止め影響で潰れてしまったか、休業になっているのだろうか。
それにしては、このだいぶ懐かしいナショナルの乾電池があったりと年季を感じる。
自販機のラインナップは最近のものだ。
やはり台風被害後に休業しているのだろうか?
BBQ場にはわりと新しめの網やゴミが。
事務所の中には布団なんかもそのままで、微妙に廃墟感がある。
ネットで調べてもイマイチ休業なのか廃業なのか分からず仕舞い。
弘文洞は見れず仕舞いだったが、川沿い歩きで夏の大自然に触れられて良き場所だった。
次回は養老渓谷の名所、粟又の滝へ。
おまけ
と思ったら、反対側から迂回すれば弘文洞跡は見れたようだ。
まじか。。。
やっぱり事前リサーチは大事。
では、本日はここまで。