のんびりと神社仏閣巡りをしたいものだが、最近はなかなかサボり気味。
犬との生活はやっぱり犬が中心になりがち。
今回はヴェルナーにはお留守番をしてもらい、いつかのんびりとめぐりたいと思ってきた足利へ足を伸ばしてきた。
中世武士の館跡というロマン
足利氏の2代目当主であった足利義兼が、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて建てられたという館がはじまり。
その義兼が館の敷地内に持仏堂を建てたのをきっかけに、今の鑁阿寺が成立していったという。
今となっては鑁阿寺として存在しているが、中世の武士の館跡がしっかりと残っているが故に、国の史跡に指定されている。
車はここ、たかうじ君広場の駐車場を利用させてもらった。
駐車場から歩いて向かう。
足利には古い町並みが残っていて、お散歩するのもとても楽しい。
向かう途中に見つけた写真館。いい雰囲気。でも入るには少し勇気がいる。
さて、いよいよ目的地に到着。なんの人だかり？
あ、鯉ね。
この堀！たまらんなあ！！！
この寺および館跡をぐるりと囲っている。
この堀のおかげで"武士の館感"がぐっと上がる。
何やら普通の寺ではなさそうだぞ？という雰囲気を感じ、GoogleMapでピンを立てていた。
早速、境内に入る。
こちらは多宝塔。上部の円筒状の形状が印象的だ。
新緑の被り方が良い雰囲気で、ついつい何度もカメラを向けたくなる。
足元には綺麗なあじさいも咲く。
そういえばきちんとあじさいを見るのは今シーズン初めてだ。
国宝に指定されている尊氏パパ再建の本堂
こちらが本堂。鎌倉時代に建立された初代の本堂は、一度火災で焼失している。
その後、足利尊氏のパパである貞氏によって1299年に再建され、今に至る。
700年以上もここに存在しているのか…確かに木材からにじみ出る雰囲気はただモノではない。
このブログでも様々な神社仏閣を巡ってきたが、やっぱり満足度が高いのは中世以前から存在する場所だ。
まだまだ他にも巡りたいものだ。
x100f を持ちながら敷地内を歩く。
世間はニコンのzfcで持ちきりだけど、前々からあの辺のジャンルに値するx100シリーズも忘れんなよーとカメラが訴えかけてくる。
公園もあるんだね。土管の遊具のようなものも懐かしい。
こじんまりとはしているが、とても満足度の高い場所だった。
この満足度は、これから歩く周囲の町並みも合わさってのものだろうか。
小江戸情緒を感じる町並み
少し歩くだけでこのように古い町並みが続いており、ぷらぷらとただ歩くだけでも楽しい。
こういう小江戸情緒がある町並みには、ダイヤルをカチカチ回せるカメラが最適。
あーでも梅雨の合間の曇り空。
またしても小雨が降ってきそうだ。
気付いたら途中で見つけた煎餅屋さんで買ってしまった。
ここでしか食べれないし！！！
って言い訳して購入。
あぁ…香ばしい醤油の香りと塩っけが、歩いて少し汗ばんだ身体には堪らん。
あれ、でも雷神堂って成田山でいつも食べる煎餅屋だぞ…。
でも旨いからよし。
では、本日はここまで。
