家族が増えた。
生まれて約4か月のミニチュアシュナウザーがやってきたのだ。
名は、ヴェルナー君だ。
犬との暮らしに憧れた原体験
私の曾祖母は長生きで、103歳の大往生を遂げた。
だから、「ひいおばあちゃん」の家にもよく遊びに行ったものだった。ひ孫として可愛がられるという経験もそうそうないと思うが、結構可愛がってもらった記憶がある。
そして、山梨にあった曾祖母の家には、ポチという柴犬がいた。
小さい頃は夏休みや冬休みになると曾祖母の家へ遊びに行っては、ポチと遊ぶのが楽しみだった。
そんな原体験が頭の片隅に染み込んでいて、犬と暮らしたいなあとずっと思っていた。
とは思いつつも、千葉の実家では飼えなかった。
しかし、この群馬の地であれば、ペット可物件も家賃が手頃なため引っ越し含め計画を進めてきた。
勝手に感じる運命
飼う犬種としては、あまり愛玩犬感が強くない犬と暮らしたいというざっくりしたイメージがあった。
犬とは家族であり、相棒のような関係を築きたいと思っていたからだ。
うーん。そうすると柴犬とかかなあとも思ったが、抜け毛が凄まじいことを知った。
そうすると毛が抜けにくい犬種が希望に追加され、何となくミニチュアシュナウザーが良いかな~というイメージが固まっていった。
ブリーダーから買うという方法もあるが、なかなかシュナウザーを扱うブリーダーも少なく、ペットショップを何軒か巡ることにした。
3~4匹抱っこをさせてもらったが、一番目を見てくるし、少し様子を見ながらペロペロと手や顔を舐めてくるこいつに勝手な運命を感じてしまった。
みんないうよねこういうこと。
「いやいやまさか自分が」と思っていたのに…。
ということで、こうなった。
家族が増えてしまいました!
— GOMI (@komitaro1900) May 27, 2として
ミニチュアシュナウザーのヴェルナー君です。
由来はドイツ人であり、アメリカの月面着陸を実現させたヴェルナー・フォンブラウンから。 pic.twitter.com/49UaqlezfP
生命を育てる事への不安とよろこび
とはいえ、モノとは違い一つの命をきちんと育てる事になる。
本当に育てられるだろうか…その不安で一杯だった。
1冊犬の本を買って熟読してみたり、YouTubeに上がっている子犬のしつけ動画を漁ってみたりしたものだが、なかなかその不安は消えない。むしろ増すばかりだった。
だが、我が家でもだいぶリラックスした姿を見せるようになり、トイレやハウスを少しずつ覚えていく様を見ると、その不安も少しづつ溶けていく気がする。
とはいっても、日々遭遇する初めての行動に戸惑い、不安を覚える事も多いのは事実だ。
そして、犬という動物の頭の良さには本当に舌を巻く…。
トイレをきちんとできたら、ご褒美のおやつや、外に出して遊ぶという事をしてきた。
すると、自分が遊び足らない時、小便を小出しにしてアピールしてくるのだ。
油断をしていると、ヴェルナーに舐められてしまいそうだ。
まあ物理的にも顔とか手は舐められまくりなのだけれど。
これからよろしくね
ヴェルナーの由来は、ドイツ人科学者であり、戦後のアメリカで宇宙開発の父ともなった「ヴェルナー・フォン・ブラウン」だ。
ミニチュアシュナウザーの原産国がドイツだったことから、ドイツ人の名前をつけることにした。
彼は、少年の頃に抱いた宇宙への夢をひたすらに追い続けた男だった。
我が家のヴェルナーも、存分に楽しみを追い続ける犬生を送ってほしい。
私たちも努力するぞ。
でも今のヴェルナーの夢は、きっと一粒でも多くのフードを食べる事だが…。
ということで、今後はヴェルナーの様子も綴っていこうと思う。
本格的なお出かけもできるようになったら、その様子なんかもあわせて。
では、今後もヴェルナー共々よろしくお願いいたします。