ほんの出来心だったんです。
今月カメラを増やそうなんてそんな考えは毛頭ございませんでした。
でも、買いました。
突然の上司からのプレゼン
カメラ好きな上司とSIGMAのFOVEONの良さを語り合っていたある時、「フジ」の魅力という話題が飛び出した。
「SIGMAのdpやsdシリーズを使い倒してから買ったx100シリーズ、あれは堪らんぞ」
むむむ…物欲が動く音が聞こえる…。
そしてこの一撃。
「ボーナス何買うん?」
何買うんだって…もうpcも買ってしまったし、レヴォーグのマフラーだって買ってしまっている…。いやいやこの期に及んでカメラなんて…。
「とりあえずプレゼンしてあげるよ」
…
気付いたら中古サイトを見まくっている自分がいた。
あ…ある…すごく程度の良いものが実家に近い場所に…。
FUJIFILM X100Fの魅力
ずばり、ファインダーや操作性といったカメラ自体の造りの良さ、目で見たままのような階調の豊かさとだと思う。
フォーカスリングに絞りリングのアルミ合金の肌触りの良い質感。
特に絞りリングの控えめなカチッカチッという音と感触。
そして、何よりお気に入りなのが、光学ファインダー(OVF)と電子ファインダー(EVF)が組み合わせられているハイブリッド・ビューファインダー。
この赤線が入ったレバーでファインダーを覗きながらOVFとEVFが切り替えられる。
暗い場所でピントを合わせたいときにEVFへ切り替えたりもできる。
ペンタックスの視野率約100%のOVFに慣れた目でも、とても見やすい。
もうね…このダイヤル操作も秀逸なの…。
普通に回せばシャッタースピード、画像のように引っ張りながら回すとISOを設定できる。
フィルムシミュレーション ACROSの楽しみ
千葉へ帰って購入したため、少し舞浜と幕張で試し撮り。
舞浜はただ買い物に付き合わされているだけなのだが、ぱぱっと用事を済ませて車で退散する。
暗所もへっちゃら。この表現の豊かさにかまけて構図とか適当になってしまう。
高感度の耐性もやばいな…K-3とはさすがに比較にならない。
群馬へ帰る前に夜の幕張を数十分だけ。
やべえよ・・・めちゃくちゃ楽しい・・・。
X-Trans CMOSⅢセンサーは、ISO12800までを常用域と謳っているが伊達じゃない。
そして、モードをフルマニュアルにしていちいちダイヤルに手を触れながら、一枚一枚撮っては歩き、また撮っては歩く。
その度にカメラの各パーツの質感や、時々撮った写真を見返してニンマリする。
堪らん…。
フードもかっこいいし、コンバージョンレンズなんかもどんどん欲しくなる拡張性も備える。
てか相乗効果でフィルム機も増やしたくなってくる。
嘘だ…なんなんだこの物欲増強マシーンめ…。
ということで、次回はいよいよこいつを本格的に持ち出してみよう。
では、本日はここまで。