「はいはい。どうせあの辺撮るんでしょ。」
と写真・カメラ好きの方々には思われてしまうだろうが、何故人は新しいカメラやレンズを手に入れるとここに写真を撮りに行きたくなってしまうのか。
とある休みの日、私はX-T5をぶら下げてウキウキで有楽町や銀座へ向かった。
ド定番過ぎる国際フォーラム
もはや有楽町に来る大半の理由はここ国際フォーラムにあるといっても過言ではない。
特にカメラを持ってから。
どう撮っても楽しいんだなこれが。なぜなのだろう。
とにかく撮っていて楽しい。だから、まあいいか。
X-T5になってからチルトモニターを使ってこういうのも撮りやすくなった。
もちろん、手ブレをほとんど気にしなくともよくなったということもある。
下のフロアを撮って、また上を見上げてシャッターチャンスをうかがう。
その間に触れる愛機のフォルムを指で感じながら、いいカメラだなあなどと何度も心の中でつぶやく。
そして、またファインダーを覗く。
何度来ても結局楽しい。
このテンションのまま銀座へ足が勝手に動くのもいつも通り。
そのまま銀座へ向かう
有楽町から三越方面へ歩いていると、私と同じか少し下くらいの若い男性が通りがかりの人に「三越どこですか?」と尋ねていた。
このまま真っすぐ歩いていけば勝手につくぞ。と思っていると、道を聞かれたおじさんも同じように答えていた。
ていうか、同じくらいの世代の人がわざわざ道を尋ねるって珍しい光景だなとも勝手に思い返す。今はスマホの地図ですぐわかるし、道を聞かれるのはだいたいご老人の方々だ。
久しぶりに木村屋のあんぱんを買って帰ろう、と思いながらこの写真を撮っていたのにすっかり買うのを忘れてしまった。
これはル・マン24時間耐久レースのGTクラスに参加するため、市販車としての公認取得用に制作されたLMという33GT-Rだった。
ル・マンのLMか。と納得する。
いやあこのフェンダーは凄い。
LMの向かいには、現代のGT-Rが。
しばらく見ないうちにだいぶ顔周りも変わっている。
GT-Rとして独立した車種になってからはや15年。
なんて時の流れは早いのだろう。
美しく、力強く進化しているように思う。
これからの時代を考えると、このGT-Rの未来もなかなか見通しにくい。
次のGT-Rはどうなっていくのだろうか。
あれ、いつの間にか自動車カテゴリーの記事になっているぞ。
というような訳でカメラをもって有楽町と銀座をふらふらするのは、何度やっても楽しいのだ。
改めてそう感じた休日だった。
では、本日はここまで。