X-T5が届いた興奮を綴った前回。
早速写真を撮りに行きたくてウズウズしていた。
ちょうど浅草に行きたくなったこともあり、新しいカメラとレンズを携え東京へ向かった。
開放に酔いしれる
すっかり人出がコロナ前に戻っている浅草。
仲見世通りを進みながら撮り始める。
最初は一段絞って撮り始める。いやいや…この階調の豊かさすごい。
写真から現地の空気感が出ているよう。
APS-Cでこれなのだから、たしかにGFXも欲しくなる。
撮りやすい場面で少しずつ絞りを開いていく。
ボケみが非常になめらかできめ細かい。
「なにこれ楽しい…」とカメラを持ってふらふらしながらこんなことをボソッと言う男が観光地で一人。通報されないように気をつけねば。
でも楽しい!この抜けの良さと美しいボケ。
蒸した空気とじりじりと焼いてくるような強い日差し、そこに時々ふわっと香るお香等、この場の空気や匂いが呼び起こされる。
PCの画面で見てみると改めてこの空気感まで伝わってくる写りに痺れる。
狭い場所でも存分に
それにしても今日は暑い。梅雨の合間の晴れ間でカンカンに晴れている。
建物の陰になる通りに入ろう。道は狭くなるのだが、やっぱり56mmという焦点距離は汎用性が高くて楽しい。
時々仲見世通りのメインストリートをのぞき込んだり
意味もなく開放で遊んだり
最近やたらに流行るフルーツ飴を買って味わったり。
あれ、最後は舌まで楽しんでしまった。
でも、暑い日に食べるフルーツ飴は子供の頃の夏祭りを思い出させてくれてとても幸せ。
次はどこかの祭りにでも行きたいなあ。
ということで、存分に新型カメラとレンズを楽しんだのだった。
この日はXF23mmF2 R WRでも撮影したため、後日比較用に公開したい。
では、本日はここまで。