ごみと青い岩

軽井沢で男一人犬一匹ぶらり旅 県を跨ぐ熊野皇大神社ほか

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お盆休みのある日、あまりの暑さに避暑地へ避難しようと決意した。

避暑地といえばやはり軽井沢な訳で、まだ未踏の地であった旧碓氷峠にある熊野皇大神社へ向かった。

 

 

ふたつの県を跨ぐ熊野皇大神社

場所はここ。御覧の通り、旧碓氷峠に位置する立地の悪さである。

でもそれが逆に冒険心を誘うというわけで。 

 

ということで やってきた。でも道中の道は幅も狭く、運転に慣れていない人にはなかなか厳しい(心理的に)と思う。私もコペンではなく、レヴォーグだったらちょっとヒヤヒヤだったな。

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参拝者用の駐車場はこの辺にある。無料だが、4台ほどしかないため競争率は高い。

満車時は、食事をするついでにお店の駐車場停めさせていただく等必要かもしれない。

(食事で駐車場割引などあるよう)

 

さてさて、ついにやってきた熊野皇大神社。一応ここは犬も同伴できるということで、犬連れも多い。

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ここは群馬と長野の県境に位置している神社で

 

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このように県境が随神門の下に埋め込まれている。

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早速中に入ってみると、思いのほか規模はこじんまりとしていることに気づく。

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熊野神社」の文字。実はこの神社は、群馬と長野で名称が異なる。長野側は「熊野皇大神社」、群馬側は「熊野神社」と2つの名前がある。

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戦後から都道府県ごとに宗教法人を登録することが定められたためのようだ。

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 歴史も古いこの神社(ヤマトタケルがきっかけ)は、この県境に跨る珍しさや歴史の古さも相まって隠れた人気を誇っているらしい。

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それなりに奥まった場所にあるが、人はひっきりなしにやってくる。

 

ほぼ山の頂上に位置することもあり、ふとファインダーを覗くのをやめて黄昏ていると、とても気持ちの良い涼しい風が吹く。

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江戸時代は中山道の要所でもあった軽井沢。参勤交代で通る大名たちも参拝したという。

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そうそう、この神社の由来にはヤマトタケルが関係していると言ったが、その関係で八咫烏がシンボルとなっている。

 

ヤマトタケルが東征の帰り道、「あかん霧で完全に道見失った」と絶望に暮れていた時。

紀の国熊野山のヤシの葉を加えた八咫烏が現れた。

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八咫烏「ついてきな(渋い声)」

 

ってことで無事に碓氷峠八咫烏の誘導で越えられたヤマトタケル

この出来事に感謝し、この地に熊野神を移したのが由来とのこと。

 

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八咫烏つながりでサッカー関係の祈願をしに来る人もいるのだとか。 

 

碓氷峠見晴台で再び県境遊び

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さて、神社の参拝も終えたため近くの碓氷峠見晴台へ。

 

そうそう、ヴェルナーも共に来ています。

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涼しい緑の中を歩いていく。日頃の散歩道もこれくらい涼しいといいのだが…。

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そして、10分かからないほどで着いたぞ!おひょ~いい景色。

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 そして、ここにも県境。

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謎の遺跡風に県境もある。

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や~いヴェルナーは群馬側~!なんて煽る遊びもできるぞ。

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ここも吹き上がってくる風がとても気持ち良いのだが、お腹がぺこぺこのため街の方へ下りるとしよう。

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SAJILO CAFE FORESTで別荘持ち風を装う(バレてる)

ヴェルナーも連れているため、犬が同伴できるお店に入らねばならない。

 

ってことで来たのはここ。

 

 犬一匹連れてる男一人って少ないから、ちと恥ずかしいのだが

ここは割り切ってさも近所の別荘から散歩ついでに飯食いに来ましたよ感を出そう。

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それにしてもお洒落だなあ。なんでもテラスハウスでも使われたことがあるらしい。

写真だけ撮っていく人たちもいる。

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「写真ダケ撮ッテイクナンテ信ジラレナイ。オ客サンモイルノニネ」と店員さんはボヤいていた。

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ヴェルナー「そうっすね。んで、私の食べるものあります?」

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圧力に屈した私は少しだけおやつを上げて、このカレーを食す。

 

本日のカレーはバターチキンカレー!クリーミーでとてもおいしい。

何度でも口に運びたくなる後引く味。

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だいぶ日本人好みにマイルドな感じになっているだろうか。

私はもっとガツンとスパイス効いてても全然いけるが、これはこれでやっぱりおいしい。

 

お供はもちろんナン。軽めでサクフワ系。ほのかな甘みがカレーとマッチして最高だ。

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さて、では我々の移動式別荘(コペン)に戻ろうか。

ヴェルナーとともにお店を後にし、旧軽をぶらりして帰投。

 

やはり休日の軽井沢はこれくらいのんびり過ごすのが丁度よい。

今回は盛り込みすぎたかな。

ま、8月も最後だしね。

 

では、本日はここまで。