前回、長野県は松代町にある地下壕を探索した。
あとはぶらっとしてさくっと野沢温泉を向かおうと考えていた。
だが、想像以上に見どころが多くほぼ半日以上を過ごしてしまった。
ここからは松代の町スポットを次回と合わせて綴っていく。
常山邸で今年初めての紅葉に見とれる
地下壕から町の中心地へ向かう途中、気になる場所を見つけてふらっと入ってしまう。
ここは、山寺常山という藩士のご自宅。鎌原桐山、佐久間象山と合わせて松代の三山と称されているらしい。
そんなに山ばっかり名前に付ける人が集まるのも珍しいよな。
それにしても庭園が美しい。紅葉と芝の緑のコントラストが非常に美しい。
ここまで色濃い紅葉は今年初めて。
庭園内には蔵も残っていたが、中は写真展が開かれていた。
山に囲まれたこの地は、相当に冷え込みも厳しいのだろう。
もみじもいちょうもとても濃く色づいている。
佐久間象山を祀る象山神社へ
常山邸を後にしてまたふらふらとしていると、何だか綺麗めな神社に到着。
その名も象山神社。
あの佐久間象山を祀る神社とのこと。
神社まであるのかと恥ずかしながらここに来て初めて知った。
創建は昭和13年と新しいが、神社建立計画は大正2年から存在した模様。
やはり地元長野の方々が中心になって建立されたとのこと。
時代を越えて長野の人に愛され尊敬を集めていたことが良く分かる。
神社自体は特別な何かがある訳ではないが、象山先生の銅像があったりと彼が地元の誇りとして存在し続けていることがよく伝わってくる。
平日の静かな境内を散策し、お昼ご飯を求めてまた歩き出した。
絶品定食の「しんこきゅう」へ
少し地下壕方面に引き返してこちらの「しんこきゅう」さんで昼食を頂く。
こちらの特徴は選びきれないほどのおかずメニューから、好きなものを何品か選んで自分好みの定食を頂けること。
私はメインのおかずを塩こうじチキンの定食にして、さといもコロッケや枝豆のサラダ、シフォンケーキなどを選択。
塩こうじで柔らかくジューシーにされてしまったチキン。程よい塩とさっぱりめな味付けがとても美味しい。
ほくほくで甘みも感じられる里芋コロッケ。最高に美味しい。
もっと身近なところでも食べられる所があって欲しい…。
そして、締めはシフォンケーキで。
フワフワでほんのりと香るチョコ。そこを酸味で締めてくれるジャム。すべてが合わさってとても美味しい。
あれ、松代めちゃくちゃ良い所だな…。
こうしてまだまだ松代で散策が続くのであった…。
では、本日はここまで。