ごみと青い岩

雪の戸隠神社とうずら家の絶品蕎麦でパワーチャージ

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2月に入ったというのにまだまだ寒さが緩い今年。

雪が恋しくなるもので、長野県まで足を伸ばした。

 

今回は、忍者で有名な戸隠へ。

日本神話に名前の由来を持つ戸隠の長い歴史と雄大な自然を満喫してきた。

 

 

 

忍者のイメージが強い戸隠だが、この戸隠神社が凄い。

五社から成るとても広大な神社。

www.togakushi-jinja.jp

 

お昼時に寄るならばまずは中社へ

 

最もアクセスしやすいのが、この中社。

周辺には多くの蕎麦屋等が立ち並ぶ。

 

 

手前のチビッ子忍者村がとても気になるところだが、今回は通過する。

 

中社の駐車場。最大でも13~15台くらい駐車できる。
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車を停めて少し歩くと中社がある。
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この「戸隠」は日本神話に由来する。

 

何となく聞いたことはあったが、どんな話だっけ?と思い少し調べてみた。

 

むかーしむかし。そのまた昔。

空の上の神々が住む場所を治めていたアマテラスオオミカミには、困りごとがあった。

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悩みの種は、弟のスサノオノミコト

こいつがとんでもないいたずら坊主の暴れん坊。あまりの悪事の数々にアマテラスはガチギレ。天の岩戸に隠れてしまう。

ただの姉弟喧嘩で終わるかと思いきや、太陽の神であるアマテラスが隠れてしまったため、一日中暗くてさあ大変。


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困った他の神々は、アマテラスを天の岩戸から引っ張り出そうと策を練る。

そして、彼らはとっておきの秘策を思いつく。

 

「せや!祭り開いたろ!」と。

バカ騒ぎを開始し、踊りまくる神々。


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するとアマテラスは…

「え…太陽の神のウチがいなくなって困るはずなのに何でフェスってんの…?」と

気になり天の岩戸から出てきてしまった。

これにより太陽復活!めでたしめでたし。

 

ふざけ過ぎたが、大まかなストーリーはこのような話らしい。

そして、アマテラスが隠れていた天の岩戸を他の神が戸隠山まで放り投げたとのこと。

 

どこから投げたのか分からんが、メジャーも狙える強肩だ。


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太陽が隠れてしまい食糧不足になったりしたのは、

火山の噴火でもあったのだろうか…。そうした自然現象が神話になっていたりすることもありそうだが果たして…。

 

難しいことを考えていたらお腹が減ってきたため、蕎麦を食べよう。

 

心地よいのど越しと蕎麦の香りが最高 蕎麦処 うずら家

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長野といえば信州そば。

戸隠の中でも評判のよさそうなうずら家さんへ。

 

 

まだ12時前だったが、結構並ぶ。名前を書いておくと空いたら呼んでもらえる。
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店内は古民家のようになっており、とても落ち着く空間。

 

そして、ざるそばを注文!
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生わさびをスリスリして…そばをジュルジュル!
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蕎麦の香りがふわーっと漂い、のど越しも心地よい…。

しかも、生わさびだからわさびの香りも良い…。旨い…。

 

メニューはこちら。
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天ぷらも食べれば良かったな…!

また来ます!

 

雪中行軍のその先に… 奥社へ

お腹もいっぱいになったし、先に進もう。

最も山奥にあるこの奥社へ向かう。

 

マップを見てーっと。

 

ん?

 

んんん???随分道路から遠くないか???

この真冬に大丈夫かな…。 

 

駐車場はここ。20台~30台は停められそう。

 

暖冬の状態でもこの雪の量。

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ギュッギュッと雪の締まる音が鳴って楽しい。

レヴォーグ君はここでお留守番。

 

数分歩くと参道に到着。


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うおー!

年末に行った那須のスキー場よりも積もっている!


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それにしても、この並木通りは圧巻だ。

ずーっとまっすぐ。


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このまま倒れこみたい。

あ、雪の上にね?左の水路じゃなくて。


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うっほほー!このフカフカ具合よ!
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千葉の民としては、どうしても雪に興奮を隠せない。

 

それにしてもなかなか建物が見えないな…。


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と思っていたら随神門が現れた。
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ちょっとちょっと…何だこの佇まい。

茅葺に苔が生え、その上に雪が積もっていて趣がある。

これはきっと奥に仙人がいるな…。


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何という太さと長さ!

人と比べるとそれが良くわかる。


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またこの真紅が白と緑に良く映える。

ここから先は好き勝手させんぞと言わんばかりの威厳も感じる。


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その言葉通りなのか、ここから道がかなり険しくなる。

基本的にこの門から先は冬季閉鎖のようだ。

危険なため必ず自己責任で!

 

トレッキングシューズもしくは軽アイゼンはあったほうが良い。

スニーカーは本当に危険!


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景色は綺麗だが、山岳部時代の経験が無ければ嫌気がさしてしまったかもしれない程の雪と傾斜。

一歩間違えれば転んで滑り落ちるところもある。


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標高も高いゆえに雪質がさらに良質なパウダーになる。

これならば転んでも濡れないぞ!

スキーで降りたい…。

 

やっとゴールが見えてきた…。
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登ったなー!後ろを振り返ると絶景が広がっていた。
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さてさて、肝心な奥社はこちら。
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おいおい!こんな感じなのかい!と拍子抜けなほど近代化改修された社。

まあいいや。頑張ったからご利益ありそうだし。



次は新緑の季節や、紅葉の時期に訪れたい神社だ。

参道の大木や自然の豊かさから強大なパワーをチャージできた気がする。

榛名神社以来の壮大なパワー感を感じるスポットだった。他の3社も行ってみなければな!

 

では、本日はここまで。

 

 

 

【お知らせ】グループ写真展"TRIO" 2/15~16開催!

 

今回はお知らせ。

友人が写真展を開催するため、微力ながら宣伝を。

 

日本大学工学部の写真部3人が卒業を機に主催する"TRIO"。

 

この写真展主催者の1人は、最初のカメラに迷った学生時代、何も知らない無垢な私にPENTAXを勧めてきた恩人である。

 

冗談はさておき…

彼らは4年間真剣に写真を楽しみ、向き合っていた。そして、その姿をすぐ間近で見ていた。

日増しに大きくなるフォーマット、大判カメラを背負い山中を歩く姿、よくわからない用語…。

 

そんな彼らの集大成としてどんな作品が見られるのか、とても楽しみ。

さらにありがたいことに、私の作品を展示しないかとお誘いして頂いた。

 

にわかにわかで生ぬるくやってきた素人の作品を出して良いものか…と悩んだ…。

しかし、この4年間彼らの写真生活に大きな刺激をもらい続けてきたし、このブログを続けられる原動力の1つでもあった。

 

その感謝を込め、写真を選ばせて頂いた。

浮いてしまわないか心配だが…。

 

でも、彼らの写真はとても素敵。

 

 

では、お時間ある方はぜひ!

 

 

【回顧文庫①】 震災復興の政治経済学~津波被災と原発危機の分離と交錯~(著)斎藤誠

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そういえば、ブログ開設当初に本の紹介もするとかなんとか言ってたな…と思い出した。不定期となるであろうが、「回顧文庫」として本の概要やレビューなどなどを書いていこうと思う。

 

記念すべき第1回は、(著)斎藤誠(2015)の『震災復興の政治経済学~津波被災と原発危機の分離と交錯~』(日本評論社)を振り返る。

 

 

概要

本書は、2011年に起こった東日本大震災発生後の復興政策決定プロセス、福島第一原子力発電所事故の対応・意思決定プロセスを客観的データに基づき分析している。震災当時私は中学生だったが、「未曽有」「甚大」「想定外」等の漠然としたイメージを持っていた。このような未曽有の災害では、政府や原発対応を行った東電が行った意思決定にも致し方がない所があっても仕方ないのではないかと考えていたのである。しかし、著者は可能な限り客観的なデータを用いながら、「基本的」なことを怠らなければ、誤った意思決定を行うことはなかったのではないかと鋭く指摘する。「基本的」なこととは、「バイアスをかけずに客観的なエビデンスを見つめ、考え、用いること」と「手順を守ること」であった…。

 

出会いとエピローグ

仕事帰りにブックオフへ立ち寄ると200円ほどでこの本が置かれていた。

経済学部の中でも公共政策や、地方財政といった政治経済寄りの勉強をしていた私は、「政治経済学」という名のついた本にはどうしても惹きつけられてしまうのであった。

その中でも、私は地方財政地方自治、そしてそれにまつわる意思決定がどのように行われるかというテーマが大好物だった。卒論の主題を『今後の基礎自治体における意思決定のあり方』とするくらい大好物。

 

そして、中学生の頃に起きた東日本大震災は衝撃的だった。当時授業中だった私は、初めて訓練通りに机の下に潜るという「実戦」を経験した。家に帰りテレビで見たのは、水の塊が街を飲み込んでいく映像と政府を含めた大人たちの大混乱だった。

また数日間余震が続き、原発の水素爆発の映像や、市原の石油コンビナート火災に伴うデマ等、今まで経験したことがない雰囲気が千葉にもあった。

 

以上のような状況の中では、「とにかく被災地を助けなければ」という気持ちが少なからずあった。遠く離れた我々ですら大変なのだから、とにかくお金や物資を送る必要がある!そういった雰囲気が日本中にあったように思う。

そして、それは政策決定者の中にも存在していたのだろうと本書を読み感じた。しかし、政策を考える上では「Cool head,but warm heart」を忘れてはならないという大学時代の恩師の言葉が蘇る。

 

www.jil.go.jp

 

 本書の主張

さて、長くなったがこの本は以下の二点を主張している。

・震災復興政策は過大なものであったこと。

福島第一原発事故は「想定外」な事態ではなく、当初より想定されていた手順を踏んでいれば防げた可能性が高いこと。

今回は過大な復興政策について軽く要約をしてみたい。

行き過ぎた復興政策

復興政策に必要な予算は、大まかにいえば①規模・使い道②国と地方の費用分担③財源の3つを決め、内閣によって策定される。この策定には、被災地のストック被害額(その地域にある建物やライフライン等の被害額)の推計が重要な役割を持ったとされる。

なぜならば、阪神淡路大震災では、被災地のストック被害額が復興予算全体の規模とほぼ同じだったためである。しかし、この内閣府によるストック被害額の推計に大きな問題があった。被害額の推計が過大で行き過ぎたものだったのだ。

では、なぜそうなってしまったのだろうか?

 

・被害額の過大推計となった原因を考える3つの論点

 著者は、復興支援調査等の震災後に収集したデータを用いて独自に被害額の推計を行っている。内閣府の推計は約10兆円~20兆円だが、著者の推計では約4兆円~6.5兆円であったことをふまえ、以下のように3つの論点を主張している。

①今般の大津波による建物被害規模は、阪神淡路大震災による建物被害規模よりもはるかに甚大であると想定してしまった。

津波の被害を受けていない地域においても、阪神淡路大震災と同程度の建物被害を想定してしまった。

③被災三県の津波被災市町村の建物損壊率について、過大な想定をしてしまった。

                  

斎藤(2015) P73 L1~4

 

 ①~③は、いずれも震災直後の調査等から被害額の想定があまりにも過大と判断可能であったはずと鋭く指摘している。

以上のように過大な予算規模となってしまった背景には、震災名を東日本大震災閣議決定したことに代表されるように、政府が実態よりも大きく被害を捉えていた背景があるのではないかと述べている。また、当時の議事録などからもそうしたことが伺えるという。

 

感想

過大な復興政策にまつわる話は、とても興味深かった。

内閣府までも「きっとこれほど甚大なはずであろう」という前提のもとにデータを扱った可能性があるのだ。

TVなどで繰り返し津波被害などの様子を見ていれば、仮に著者と同程度の規模と推計できたとしても「そんなはずはない」と考えてしまうのかもしれない。しかし、そのようなバイアスは捨てて客観的にデータを見つめなければならないだろう。

 

とはいっても、彼らも国の機関として統計を扱う以上は、こんな素人に言われるまでもなく認識しているはずだ。問題は、なぜその後も予算規模の見直しが図られなかったのかであろう。震災以前から、財政再建の話題はホットであったにも関わらず…。

 

やはり日本にもIFIと呼ばれるような独立財政機関の設置が必要なのかもしれない。

business.nikkei.com

 

官僚や政治家をプレイヤーに据え、ここから更に「なぜそうなったのか?」を深堀していくのはとても面白そうだ。

 

 

データを集めることは難しそうだが、復興政策の意思決定について実証分析がされている論文などもあれば本書の強力な証拠となりそうだ。つまり、どのような要因が予算策定や政策決定に影響を与えているのか、を明らかにすることができればより面白くなる予感だ。

しかし、著者は膨大な資料をかき集め、選りすぐり、なるべく客観的なデータに基づいて論理展開を進めており、震災復興の研究に対する熱意がひしひしと伝わってきた。

 

原発関連では、非常に専門的なことまで書かれており、その情熱には脱帽してしまった。そして、やはり政府といえども人間の集団であり、政策は人間の意思決定によってなされていることを良い意味でも悪い意味でも、改めて思い知らされた1冊だった。

 

 

まもなく10年が経過する東日本大震災

本当にあの時の選択は正しかったのか?と冷静に復興政策の是非を考えることは、「あの時」の空気や雰囲気を知っている我々がやらねばならないことかもしれない。

 

機会があればぜひご一読を。

 

では、本日はここまで。

 

 

 

白く輝く飛燕に見惚れる~岐阜かがみはら航空宇宙博物館~

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すっかり上げ忘れていたかがみはらの航空宇宙博物館レビュー。

飛行機好きの男の子には刺激がとっても強い場所であった。

 

 

「岐阜かがみはら航空宇宙博物館」とは 料金と所要時間など

www.sorahaku.net

 

 地図を見てもわかる通り、各務原市川崎重工の航空宇宙事業の拠点がある。

戦前から川崎の航空分野の拠点となっており、展示されている機体も川崎重工関係が多い。

 2018年にリニューアルオープンしたばかりで、館内はとてもきれいだ。

ちなみに入館料は大人800円。所要時間はさーっと流してみると50分から1時間ほどであった。

では、さっそく中へ入る。

 

大迫力のUS-1や美し過ぎる飛燕、そして宇宙へ

屋外の展示は入館料を払わなくとも見れるが、どーんと大きなUS-1が見れてしまうだけでだいぶお得である。
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でけーっ!

US-1は、海上自衛隊で使用されていた飛行艇だ。

現在海上自衛隊で使用されているUS-2は見たことがあるのだが、US-1は初めて。


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下から見上げるエンジンと翼の大きさに圧倒される。

雨宿りにも最適な大きさである。


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US-2は洋上迷彩というカラーリングとなり、視認されづらいようになっている。

それに比べてUS-1ときたら、ガンダムのようなトリコロールカラーだ。

 

さてさて、屋内に入ると乙式一型偵察機がお出迎え。
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どうやらフランスのサムルソン社から川崎がライセンスを取得して生産していた模様。

 

そしてそしてさらに進むと…

 

 

飛燕…
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なんて美しいのだ…。

塗装されないホワイトボディの状態が、逆に想像力を掻き立てられるし

なにより美しい…。

 

リベットが丸見え。色気が素晴らしいなぁ…。
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 1943年に陸軍に正式採用された飛燕。

ドイツの水冷エンジンを基に日本初の液冷エンジン搭載機として開発された。
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しかし、チートのようなオーバーテクノロジーを持つドイツでは成功した液冷エンジンも、まだまだ工業力の低かった日本では製造やメンテナンスに苦心したようだ…。

機体重量の重さも相まって活躍の機会が十分に与えられなかった悲運の機体。


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そんな飛燕もこのように自立しながら展示されているものは

世界で唯一のようだ。

余計にカッコ良く見える。


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上には"ゼロ戦"零式艦上戦闘機の試作機レプリカ。

結局、当時の日本軍はゼロ戦や1式戦闘機等の従来の戦闘機やそのマイナーチェンジを主力のまま戦わざるを得なかった。

少し飛燕の後ろ姿が寂しく見える…。


こちらも迫力があって記憶に強く残っているUF-XS。
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何だか未確認飛行物体感がある名前だが、冒頭に紹介したUS-1等の前に自衛隊で試験運用されていた機体のようだ。

ベースの機体は、グラマン社のUF-2UF-2という機体らしい。

 

お!きちんと旧富士重工製もあるではないか!
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スバルファンとしては外せない。

川崎重工製だけかと思いきや、そういったわけでもない。


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うわー! 初めて見たぞ!

陸上自衛隊で使用されているOH-1というヘリのモックアップ
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木目がカッコ良い。

週刊「モックアップのOH-1をつくる」とか欲しくないか??

 

上から。
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建物の中にあると機体の大きさに更に迫力が生まれる。

そして、ずらーっと並んでいる姿は壮観だ。

 

続いては宇宙ゾーン。

この暗闇に浮かび上がる金属の輝きって堪らん。
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HⅡロケットのフェアリング(ロケットの先端に衛星などを積み込む部分)。
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実物大のフェアリングは初めて見た。

趣味のものをここに詰め込んでおくの良くない?「あ、カメラ?ちょっとフェアリングにあるからとってくる!」って言うためだけに庭に置きたい。

 

宇宙兄弟思い出して自分の顔をここに映したくなる。
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死ぬ前に宇宙行けるかな…。


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きぼうモジュールもある。

ガジェットオタクのそこのアナタ!このモジュールの中に置かれているPCやらカメラやらにきっと興味津々になること間違いなし!

 

最後は、アメリカの火星探査車「キュリオシティ」
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奥には「はやぶさ」も見える。

 

という感じで、たくさんの航空機でお腹いっぱいになったところに

デザートの宇宙関係展示がずっしり来る。

成田や浜松の航空博物館よりも倍は見応えがあった。とりあえず飛燕だけでも一見の価値あり!!!

航空機マニアでなくとも、間近で見られる航空機の迫力に圧倒されること間違いなし!

 

ちなみにレンズは、HD DA20-40mm f2.8-4ED Limited WRでした。

旅行にはうってつけで、博物館のように暗所でライティングが行われているものを撮るにも暗部がしっかり写って最適。

ということでSDは飛燕だらけでしたとさ。

 

では、本日はここまで。

 

 

年末年始の物欲殲滅作戦 PIRELLI アイスアシンメトリコ&STI アンダースポイラー

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新年明けましておめでとうございます!

といいつつ1月も2週目が終わりというところ…。

相も変わらずの更新速度がドン亀ですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

新年一発目は、年末年始にあらゆる物欲をぶちまけたため、そのご報告とレビューということで。

買ったものをおさらいすると以下の通り。

 

1.【PIRELLI】 アイスアシンメトリコ(スタッドレスタイヤ

2.【STI】 フロントアンダースポイラー

3. 【HEAD】V-shape V2 (スキー板)と付随してブーツとストック

 

いや~買った。

溜めていたものをぶちまけた。

久しぶりに一瞬物欲が打ち消えたもの。すぐ湧いたけど。

 

今回は、車関係ということで1と2にスポットを当てていこう。

 

 

1.【PIRELLI】 アイスアシンメトリコ(スタッドレスタイヤ

 

今年はスキー行くぞーと意気込んでいたため、冬のボーナスの使い道候補No.1だったスタッドレスタイヤ

さすがに国産メーカーは予算的に厳しいなぁ…となると誰もがアジアンタイヤかピレリ。アジアンタイヤほど安くはないが、国産メーカーに比べればそれほど高くない。


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ピレリと言えばスバルがWRC参戦時のタイヤサプライヤーだった。

WRCで負け続けていた時には色々言われていたけど...。

 

アイスアシンメトリコは、アジア市場 特に日本市場を主眼に置いて開発されているという。

www.pirelli.com


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舗装路での乗り味はふわふわ感もなく快適。

といっても最後にスタッドレスを履いた車に乗ったのは10年近く前だから、タイヤの進化でこれくらい当たり前になっているのかもしれないが…。

 

肝心の雪上・氷上では、ハンドリングもブレーキングも自分の感覚通りに行える。しっかりステアリングには雪の積もり具合等の路面の状況が伝わってきた。といっても、年末の那須塩原はそれほど多く雪は積もっていなかったため(数センチの積雪・所々薄い氷が張っているような状況)、より雪深い場合や完全なアイスバーンでの感想は今後というところ。

 

タイヤはこちらで購入。

www.fujicorporation.com

 

215/50 17インチで約8万円ほど(送料別)だった。

ホイール込みでこれくらいの価格ならばとても有難い。スキーに関わらず、写真撮るにも雪のある場所へ出かけたいものだ。

 

2.【STI】 フロントアンダースポイラー

 

ついに手を出してしまった…。

チェリーレッドのさりげないロゴが男心をくすぐる。
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このレヴォーグはA型のため、以下のアンダースポイラーとなる。

 

www.sti.jp

 

D型以降はもっとサイドのエラが張り出てる。

すっきりしている前期バージョンの方が好きだったため良かった。

そもそも前期と後期ではスポイラーの互換性は無いため、前期型には前期型のパーツしかつかない。


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ひひゃぁ…カッコ良い…。

気持ち悪い声が出てしまい申し訳ない。

 

たたずまいが一段と凛としたなぁ…。

早く純正のホイールと合わせた姿が見たいよこれ。


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ここの張り出しは想像よりも控えめで良かった。さりげなさが締まって見えて良いね!


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このアングルにさらなる迫力が生まれて良い...。
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買って良かったなぁ…というかやはり最初からつけるべきだったかな?

 

そうそう。

こんなものも頂いてしまった。


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何だよこの渋みの中のさりげないロゴ…好み過ぎる...。

鍵もSTI成分が追加されて、オタク度が少しだけアップした年末年始であった。

 

さて!!!車への投資はこれでひとまず満足だぞ!!!

 

次は!!!! カメラとレンズだな!!!!

 

物欲との闘いの日々は続く…。

「男の一生は死ぬまで(物欲との)闘いだ」

これアニメのセリフだった気がするが…何の誰のだっけか…。

 

ということで本日はここまで。

開園以来のディズニーシーにFA43mm limitedで挑む

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2001年の開園から20年弱経過した東京ディズニーシー

開園の年に行った以来、一度も訪れたことが無かった。

 

今回はFA43mm limited をK-3に装備して出かけてみた。

 

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とはいえ、なかなかどうしてシャッターを切る気になれず思っていたほど枚数を稼げないまま夜になってしまった。

あえて使いにくい焦点距離を持ち出してきたのもあるが、撮りにくさを使いこなしてやんぜ!という気力があまり湧いてこなかった。

 

魔法のせい…?


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日が落ちてきてカメラを取り出す気になってきたぞ!


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思えばクリスマスのイルミネーションを撮ったのは今年初めて。

暖かみのある色味のイルミネーションが多いかな?


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イルミネーションの色味も青や白などが最近の流行りな気がするが

やはり、暖かみのあるオレンジっぽい色味は冬に合っていて良い。



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アメリカンウォーターフロントにあるクリスマスツリー。

ここも暖かみのあるイルミネーションや街灯で、気温は低いがほんわかとした気分となる。


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寒い中でも色々なポーズをとり写真を撮り合う人々。

暗い!この暗さだと彼らの構えるスマホの方が絶対明るく撮れる気がする…。


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やはりアクセラレータユニット搭載のKP買うか?

いやいやK-1 markⅡか。

 

しかし、冬のボーナスでは色々買ってしまったから補正予算待ち…。


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FA43mmをもっていくと必ず縦構図の写真が増えてしまう。

なぜだか縦で撮りたくなってしまう謎。

 

ディズニーリゾートでは確かに使いやすいとはいえないけど、いつもより少し違った視点でファインダーを覗けるのは結構楽しい。

「お、もう少し下がってみるか」と下がってみると案外ハマった構図が見つかり、シャッターを切れる。


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夜はより一層異国感が漂っていて良い雰囲気だ。

閉園時間も迫り、お土産店に駆け込む人や、名残惜しそうに景色を眺める人等などが入場ゲート近くのエリアに集まる。

 

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こちらにご宿泊の方々は「うわー大変そー」という顔でこちらを見下ろす。

あそこからタイムラプス撮りながら優雅にコーヒーでも飲んでいたいものだ!


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JKたちがインスタ用の写真を撮りまくる地球が見えてきて、いよいよ開園以来のディズニーシーも終わり。

 

園内でもPENTAX機を時々見かけてが、もちろん同じレンズ装備はなし!

たまには使いにくいレンズで行ってみるのも面白いですぞ。

 

では、本日はここまで。