朝晩はかなり肌寒くなり、だいぶ秋の気配が近づいてきた。
そんな時には、色づいた山々を見に行きたくなる。
今回は、Google Mapで発見して以来行ってみたかった群馬県はみどり市にある小中大滝へ行ってきた。
途中の国道からそれた道は、一般車でもすれ違いが困難な場所も多い。
さらには落石のあとや、路面の状態も悪い。それ故に、進むごとにワクワク感は増していったが、あまり運転に自信が無い方は、ドキドキしっぱなしかもしれない。
駐車場は最大でも6~7台しか停められず、土日には案外人も多く争奪戦となりやすいだろう。ギリギリ一台だけ空いていたため、車を停めていざ大滝へ。
ちなみに、トイレは素敵な最新型ぼっとん式のため、気にする人は事前に麓で行っておこう。
駐車場から出発すると、この橋が出迎えてくれる。
紅葉シーズンにも入ったためか、家族連れが多い。
ここまではっきり色づいている紅葉は、今年初めてだ。
今年は大学のも卒業して就職もあってとバタバタした一年だったが、
あっという間に秋まで来てしまったなぁ…。
というか、来月で2019年も終わりってマジすか…?
なんて少し感慨にふけながら歩みを進める。
空気は冷たいが、差し込む日差しは暖かくて気持ち良い。
滝の展望台への道は、ご覧の通りの道だ。
最低でもスニーカーでないと歩きにくい。
雨の次の日だったらぬかるんで少し危ないかもしれない。
腐っても元山岳部員だからか、何だか久しぶりの山道で少しテンションが上がった。
久しぶりにどこか登りに行きたいな。
きちんとカメラを買いたいと思ったきっかけは、高校の山岳部の影響はかなり大きい。
歩いている途中で出会う景色や、夜に見る満点の星を撮りたいというのが、カメラを買おうと決心する大きなきっかけだった。
さて、いよいよここから大滝のメインスポットとなる。
というか、この構図は男の子ならば冒険心をくすぐられてたまらんよね。
洞窟を抜けると、かなりの角度がついた吊り橋「けさかけ橋」とご対面。
なかなか急な角度だ…。こうしたタイプの吊り橋とは出会ったことがないと思う。
全国的には、それほど珍しいものではないのかな…?
ともあれ、赤い吊り橋が周囲の木々に対していいアクセントになっていて、とても画になる。
橋を越えて少し登ると、さらに葉が色づいていた。
最近はじっくりと写真をとっていなかったため、想像以上の紅葉具合をカメラにおさめられて大満足。
大滝は、予想以上に立派な滝だ。
展望台からはかなり距離があるが、落差も水量もあり迫力がある。
滝の周辺も葉の色づきが良く、来週か再来週頃が見頃のピークだろうか。
たどり着くまでは少々手間がかかるが、これは一見の価値あり。
紅葉が見ごろのうちにぜひ。
ちなみに、今回のお昼はここ。
もつ煮定食 850円。
もつ煮はもちろん旨いが、実は小鉢のこんにゃくに醤油を染み込ませたものがめちゃくちゃ旨い。
小中大滝にお立ちよりの際にはぜひ。
では、本日はここまで。