ごみと青い岩

夜の野沢温泉村でほろ酔い気分

 

さて、少々間が空いてしまったが前々回まで長野は松代の町を散策していた。

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しかし、実は本命の目的地は野沢温泉だったのだ。

予想以上に松代に長居してしまったため、野沢温泉には日が暮れてから到着したのだった。

 

 

外湯めぐりで身体をあたためて

野沢温泉といえば13の外湯が有名。

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100%の天然温泉が蓄えられる風呂は、住民の共同運営で維持されている。

宿に荷物を置いて寒空の温泉街を歩き出す。

とりあえず麻釜(おがま)まで来てみた。

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その昔収穫した麻を茹でていたことから、その名がついた。

今は地元の住民が野菜を茹でたりと、生活に欠かせないものとなっている。

 

すぐそばには湯沢神社が鎮座している。

 

古くから麻釜を使って暮らしてきた人々を見守ってきたはずだ。

 

では、私も茹でられに行こう。

こちらは滝の湯。他にもいくつか巡ったが、滝の湯はかなりの高温だった。

冗談抜きで本当に茹でられてしまった。

 

5分くらいしか湯に浸かっていない、というか湯に触れていることすらできない。

気合いで肩まで浸かっても皮膚がピリピリしてもたない。

 

おかげで身体はポカポカ。

ご機嫌で寒い野沢温泉の夜を練り歩けるようになったが、そろそろアレが欲しい。

 

湯冷めしないように酒を入れて

普段は飲まない私でも、温泉にくると飲みたくなる。

この日は平日という事もあって開いているお店も少ない。

しかし、この閑散とした温泉街の夜も良い。

たどり着いたのは大湯の近くのこちら。

最初の一杯をビール以外にしたのはいつぶりだろう。

無性にレモンサワーが飲みたくなる時がある。

 

そして、レモンの酸味を漬け物たちの塩味で打ち消す。

寒さが最高の調味料になるこいつ。

爆発した食欲は止まらない。男三人、食べる食べる。

美味すぎる。

これ以上の冬の幸せがあるだろうか。

まさに最高の一言。



では、本日はここまで。