何度行ったか分からない。そんな千葉県民も多いだろう。
私もそのうちの一人だ。
まあ、今は群馬県民だけど…。
今回は、久しぶりの故郷千葉 鋸山と房総の海の幸を楽しんだ。
鬼の大仏直登ルート
約1300年前に開山された日本寺がある鋸山は、江戸時代から石切り場としても有名な山だ。
遠くから見ると、山の稜線がまるで鋸の刃のように見えたことからそう呼ばれている。
小さい頃から家族とドライブがてら訪れたり、高校の山岳部時代には冬によく登りに来た。房総なら雪も降らないしね。
実は、登山道の途中には石切り場跡が見られたりと中々楽しい。
けど今回は車で来たので、日本寺の駐車場に車を停めて大仏を目指した。
座った状態の石の大仏としては、日本一の大きさらしい。
1783年に彫られたが、江戸時代の末期には浸食がすでに進んでいて、荒れまくっていたようだ。
現在の姿は、1966年~1969年にかけて修復されたものだ。
ところで、いきなり大仏から回るというのは、一度でも鋸山に行ったことがある方は違和感を覚えるだろう。
それもそのはず、メジャーな回り方とは正反対の回り方だから。
大仏広場のすぐそばにある階段を直登し、一気に地獄覗きへ進む。
これが通の鋸山の楽しみ方だ(大嘘)
ここの階段はかなりの急傾斜で、登る人はまずいない。管理人さんくらい。
「地獄覗きに行くなら道順反対だよ」そう教えてくれた管理人のおじい様。。。
申し訳ない。
もうその道順は・・・・
飽きている・・・!
地蔵の群れを見ながら登るのはもう飽きているんだ!
そろそろ罰当たりだな。
まあそんなこんなでたくさんの人とすれ違いながら頂上を目指す。
着いた!一面の曇り空!
これだよ…これが千葉の風景だよ!
群馬から見れば丘みたいな山しかないこの平たい感じ。
やっぱり千葉愛してるぜ。
なんて心の中で決め台詞決めていたら、地獄覗きに人が増えてきた。
実家のような安心感 地獄覗き
地獄覗きなんて恐ろしい名前がついているけど、もう馴染みがあり過ぎて実家のベランダと同じレベルの安心感を感じる。
ここは登りづらくて下りにくい。気を付けねば。
浜金谷の街を見下ろす。友人がこの地でボランティア活動で町おこし活動をしていたこともあり、イベントなどでもお世話になった街。
私は本当に参加するだけの身だったが、それでも昨年の台風の被害を耳にしたときにはとても心配だった。
今回のサムネ写真は、この左側の展望台から地獄覗き側を撮ったものだ。
どうでもよいが、最近めっちゃ犬飼いたい。
真下に目をやると、こちらを見上げる人々。この下には石切り場の跡や百尺観音がある。
ここから下って、あそこへ向かおう。
鋸山のお気に入りな場所&昼は「ばんや」で地魚を食す
地獄覗きよりこのエリアが好き。
この切通というべきか、石切り場の跡を見るのが子供の頃から大好きだった。
なんかワクワクする。しない・・・?
良い苔のむし方だ!堪らん!
うーむ。。。この堀跡は。。。
手掘り時代の平場掘りか・・・?大谷石の採掘場跡で学んだことが全く活かせていない・・・。
さて、帰りはのんびりと下って昼飯だ。
頭上注意。
お昼はここ。
お馴染みの保田漁協直営の「ばんや」
地魚定食。ワラサ・マグロ・カンパチ・アジ・サワラ・タイ。
やっぱり美味い・・・。
ありがとう千葉。
また年末年始に・・・帰れるのかな・・・?
では、本日はここまで。