ごみと青い岩

犬と行く那須旅 Day2~PENNY LANEと千本松牧場~

 

前回は那須でのお宿の様子をお届け。

今回は旅の2日目。早速綴っていきたい。

 

 

高級絶品パンで朝食を PENNY LANE

 

那須で人気の高級パン屋さんであるペニーレインへ。いや、別荘地の那須の住民の方々にとっては街のパン屋さんという感じなのかもしれない。

pennylane.company

 

別荘地の真ん中にあるちう立地上、店内で聞こえてくる会話の言葉遣いもどこか上品。

お店はこんな感じ。

テラス席もたくさんあり、ペット連れにもありだたい。

 

特にこのパンは有名で沢山の人がバンバン買っていく。

shop.pennylane.company

 

何だかんだで3000円弱ぐらいかかってしまった。たまにコンビニパンを買って2個400円くらいで贅沢しちゃったななんて思う私には、パンに3000円はびっくり価格。

カメラ一台で20万円は安いな!!!なんて思ってしまうのに不思議なものだ。

 

まあでも連休だしいっか。

味は絶品。パンそのものの美味しさはもちろんだが、ジャムやハムなどシンプルな中身もまあ美味い。

 

買ってから早速がっついてしまい、肝心のパンの写真は撮り忘れました。

 

高原の風を感じながら犬と遊ぶ

那須と言えば牧場だろう。ということでやってきたのはこちら。

www.senbonmatsu.com

何年か前、スキーで那須に来た際にここの温泉にお世話になった。

しかし、牧場として楽しむのは今回が初めて。

観光牧場の鑑と言っても差し支えないほど、施設の充実感やロゴから溢れるブランド感等、那須の牧場界隈では存在感を発している…気がする。

実際、内部はめちゃくちゃ広い。相変わらずの灼熱だが、木陰に入ると実は風が涼しいことに気づく。いかにも高原の風という感じで非常に気持ちが良い。

奥には広いドッグランもある。30分500円。

う~ん微妙な金額だなとも思ったが、最近は暑すぎてヴェルナーもドッグラン不足のため課金。

 

課金の甲斐あってか、想像以上に楽しんでくれるヴェルナー氏。他のワンコとも交流が出来て大満足だったとのこと(本人談)。

日差しはきついけれど、時折吹く風が涼しくて気持ち良い。

やっぱり高原に来たんだなあと人間も満足できる。

 

牧場で食い倒れる幸せ

とはいえ、那須には沢山の牧場が点在している。にもかかわらず千本松牧場を選んだ理由は...

 

このジンギスカンである!!!

 

テラス席にてペット同伴で食べられるのが非常にありがたい。ペット同伴のお店だとカレーやラーメンなどのメニューが多い。

故にこういった焼きもの系が食べられるのは最高。

 

ラムの脂身は甘みがあって臭みも無く非常に美味しい。ご飯も進む。この調子では白米足らないぞ!

ハフハフ言いながらラムに食らいつき汗だくになっていると、高原の風が汗を冷やしていく。

ちょっと待ってくれ…控えめに言って最高だぞ。

 

ジンギスカンを存分に味わった後は、やっぱりお口を甘くしたくなるというもの。

 

いかにも千本松という休憩スポットで…

ミルクソフトと

ミルクシェイクをいただく。

ミルク感でいっぱいの味わいで「牧場で期待する味」そのもの。

 

最後に特製カフェオレをいただいて王手。

珈琲はブラック派の私でも、帰りに寄ってもう一杯頼んでしまうほど美味しかった。

 

犬と一緒にここまで大満足な旅ができる那須

最高ではなかろうか。

 

帰りはヴェルナーを冷却しながら帰投。

 

次はどこへ一緒に行こうかね。

では、本日はここまで。

 

 

犬と行く那須旅 Day1~Dog spa resort ALTOPIANO(アルトピアーノ)宿泊~

 

いよいよ夏休みということで、ヴェルナーも連れて久しぶりの旅行へ。

ヴェルナーを連れての旅行はこちらが最後。

blue-rock53.hatenablog.com

 

今回はもう少し遠出をしてみようという事で那須へ。

那須は近年ドッグフレンドリーで有名な地と言われるがいかに。

 

 

概ね2時間の道のりはアウトバックでゆったりと

グンマ―人だった際に死ぬほど通った馴染みの東北道をのんびり北上。

相変わらずゆったりとのんびり運転ができるこいつで約2時間。全然疲れない。

タワーバーとドロースティフナーの効果で高速での安定感やライントレース性も上がり、レヴォーグ的な走り味も加わって最高な状態。

 

さて、今回は久しぶりの登場となるこいつが一緒。

「後ろから撮りました?」

主「いえ、気のせいです」

 

ヴェルナーを休憩させながらのんびりと道中を進む。

旅の醍醐味はこの行きの道中のワクワク感。

 

すっかりクルマ移動がメインの我が家にとっては、高速道路上のSAでの休憩が楽しみの一つでもある。

最近はドッグランがある場所も多く、犬連れでも楽しめる。

 

最高の愛犬家宿かも?ドッグスパリゾート アルトピアーノ

そんなこんなでのんびりとやってきたのは本日のお宿。

別荘やペンションが並ぶ場所にひっそりと建つアルトピアーノさん。

nasu-altopiano.com

 

 

駐車場も広く満室でも埋まることは無いかなという台数。

安定のドッグラン付き!さくっと遊んでご飯を食べに行ったり、お風呂に行ったりできるため、宿にドッグランがついていると非常にありがたい。

チェックインを済ませて2階に上がる。木目基調の落ち着いた雰囲気。別荘に招待されてしまったかしらと思わせるようなプライベート感と、ホテルの広々感や解放感が丁度良い塩梅に合わさっている。

ま、別荘に招待されたことなんてないんですけどね。

 

部屋に到着するとドアにこんなものが!

愛犬家たちはこういう類のものに総じて弱い。

 

肝心のお部屋も広々していて超快適。おや、既にベッドにしわが...。

お前の犯行か。

さすがドッグリゾートというべきか、ベッドの上に犬が乗るのはOK。

家では常にそばにいるヴェルナーにとっては非常に嬉しい。

 

いやあそれにしても部屋の中もウッド調で暖かみもあって良い。

ケージやトイレもあるし、ペット向けのアメニティも充実していて非常に助かる。

 

人間向けのお風呂も木が主体の浴場で非常に良かった。

なかなかドッグリゾートでは人間のお風呂が微妙な所も多いのだが、ここは満足感があるお風呂だった。温泉好きにとっては宿のお風呂はウェイトが大きいのだ…。

 

風呂上り後は少しのんびりしてから、ヴェルナーとドッグランに遊びに行ったりしながらまったり過ごす。相変わらず緑にマッチする愛車を横目に、再び部屋に戻る。

 

このコンパクトな施設の中に、ぎゅっとリゾートとしての魅力が詰まっている感じが非常に良い。

この日は素泊まりにしたため、事前に買い込んだ総菜をつまみにビールで乾杯。

うん。良い連休のスタートだ。

 

次回は翌日の様子を綴っていこう。

 

では、本日はここまで。

 

羊山公園の芝桜へ愛犬とゆく

 

埼玉は秩父にある羊山公園。芝桜の名所として有名。

久しぶりにタイミングが合いそうだったため、愛犬ヴェルナーと男二人旅に出かけることにした。

 

最後に行ったのは6年前のようだ。恐ろしや。

 

曇り空の中に映える芝桜たち

芝桜のイベント開催中は臨時駐車場もあったりするため、公式サイトをしっかり確認してから訪れるのがおすすめ。

navi.city.chichibu.lg.jp

 

ということで駐車場に到着。前回とは場所が違う。

前回より少し時間が遅かったためか、少々遠い所になったようだ。

といってもこれでも10時半着くらい。これ土日だったら車で溢れてしまっているのではないだろうか…。

 

しばらく林道を歩いていざ到着!!!

この密度とグラデーション、相変わらずの美しさ!

 

そして、今回はヴェルナーとの二人旅。初めて嗅ぐ芝桜の香りにテンションも上がるようです。

ペットも同伴可能なため、他にも犬連れの方々も多い。

ヴェルナーもワンチャンたちとご挨拶できてワクワクが止まらない様子。

前回は快晴だったのだが、今回は曇り空。

しかし、曇り空は芝桜の色彩をより映えさせる。

 

人と芝桜と

こういった花が美しい景色をどう撮るか、と迷ってしまうことが多い。

やっぱりもう少し寄ったレンズの方が良かったかなあとも思うが、広めの画角だとそこにいる人々も一緒に写したくなる。

 

手入れをする人々や

ベンチに座って眺める人々、

雲が晴れるのを待つ人々、

お昼も食べながら楽しく語りあう人々、

つい花ばかり見てしまうのだが、カメラを持っているからこそ色々な角度で眺めてみたくなる。完全な自己満足なのだけれど、やっぱりカメラを持って行くと楽しみ方が増える。

羊山公園は山あいに位置するのもあって、非日常的な雰囲気があってとても良い。

埼玉の奥地に位置するだけあって少々遠いが、それだけにこの景色を見るととても満足度が高いぞ。

また来たいなあ。

あまり花を観るイベントでリピートすることは少ないが、この羊山公園の雰囲気があるからこそリピートしたくなる。


道の駅ちちぶ わらじかつを味わう

さて、お腹も減ったし腹ごしらえを。

 

訪れたのは道の駅ちちぶ

頼んだのはわらじかつ丼のセット。

いやあ思っていたより蕎麦の喉ごしがよくて、最高に美味い。

 

加えてこのわらじかつ。じゅわっとタレも染み出してきて最高。

そして、少し脂っこくなった口に蕎麦をぶち込んでさっぱりさせる。

半日歩き通したヴェルナー君もご満悦。

家に帰ってからは二人でお昼寝をしましたとさ。


それもまた幸せな休日の過ごし方。

では、本日はここまで。

 

愛犬家たちのリゾート?八街のドギーズアイランドへ

 

昨年9月以来の愛犬ヴェルナーを伴っての旅行へ出かけた。

といっても今回は我が故郷の千葉なのだが…。

blue-rock53.hatenablog.com

 

なぜ千葉か。そう今回は愛犬家たちのためのリゾートを目指したのだった!

 

 

まずは酒々井プレミアムアウトレットでのんびりと

犬連れには何かとありがたいアウトレット。

せっかく八街方面に行くのであれば寄っておきたいということで、久しぶりの酒々井アウトレット。

 

結構アウトレットでのスナップは楽しい。

blue-rock53.hatenablog.com

 

ふかや花園の記事の時ほどのんびりしていられなかったため写真は少なめだが、ショーウインドウの雰囲気とか色々画になる場面が多くて楽しめる。

といっても、今回酒々井に寄ったのは腹ごしらえが目的だったりする。

 

犬と一緒に飯が食えるところはやはり少ない。でも、アウトレットならテイクアウトをして外のテーブルで食べられる。

今回はこちらのハンバーガーをチョイス。

rockawayburger.com

 

ハンバーガーがやってくるのを男二人で待つ。

キター!これはいかにもニューヨーカー好きです系のやつだな。ニューヨーク行ったことないけど。

ニューヨーク発のシェイク・シャックとかと同じ系統のハンバーガーだが、ロッカウェイバーガーは日本発。

でも、バンズがこちらの方が旨い。パティも塩味が効いたシンプルな味付けで、全体的にこちらのロッカウェイバーガーの方が好みだ。


愛犬家たちのためのリゾート 小谷流の里ドギーズアイランド

さて、満腹になたっところで本丸に向かおう。

本日のお宿はこちら。

 

こちらは4つほどのドッグランも備えつつ、全室犬同伴で泊まれるかつ、レストランまである愛犬家にとっては天国のような場所。

doggys-island.jp

 

チェックインした後早速、ヴェルナー氏も走り回る。

いつもはドッグランでもランせず一人で歩き回って満足しているのだが、やはりたくさんのワンコたちや広々とした空間にテンションが上がるのか走り回る。

 

じゃぶじゃぶ池なんかもある。夏は飛び込みたくなるなあ。

 

被写体認識AF的なのを初めて使ってみたのだが、なかなか慣れずにうまく撮れない…。

何だかんだ慣れた人力AFの方が歩留まりが良い気がしてしまうのは、元ペンタ使いの悲しい性なのか…。

この犬こんな走るんだっけと飼い主が疑問に思うほどよく動く。

よく遊んで人間も疲れ始めたため、部屋に戻りつつリゾート内を散策。

 

私たちの宿泊する部屋もこんなコテージタイプ。ヴェルナーはほとんど吠えないのだが、他人の気配などを感じた時にはさすがに吠える。

そんなときにもコテージタイプだと周りからも離れているし安心だな。

 

夕食は買い込んだご飯を部屋でまったり食べる。こうして1日目はのんびりと終了。


至れり尽くせり 朝バイキングにラウンジドリンク

せっかくなので朝はレストランでバイキングを食べてみた。犬もイスに座らせてもらえるのはとても助かる。

しかも、犬用のヤギミルクや野菜、フードなども充実。

人間だけでなくヴェルナーも大満足。

 

2日目は雨がぱらついたりということもあって短めにドッグランで遊ぶ。

 

本格的に土砂降りとなってからは、ラウンジに退避。なんとウェルカムドリンク付き。

「外へ行かせてはくれまいか…」寂し気な背中がそう訴える。


雨も強いですし、帰りましょうぞ。

 

「なんと」


しかし、なんだかんだで忠犬なヴェルナーは帰路につく。

帰りの車内も爆睡なのであった。

 

ということで久しぶりにヴェルナー伴っての旅行は、ドギーズアイランドさんの至れり尽くせりな愛犬家たちへのおもてなしで快適に過ごせた。

また泊まりに行きたいなあ。

 

 

ということで、本日はここまで。

 

年末年始をアウトバックと共に過ごす

 

年末に納車されたアウトバック君。

既に1600キロほど走行してしまっている。年末年始の帰省や親戚回りをしていたのだが、これまたこの車の魅力を感じさせてくれる旅だった。

blue-rock53.hatenablog.com

 

魅力の一つであるデザイン。

サービスエリアにとめた後、ついつい振り返りたくなる。

所有してみて改めて思うが、元々台数が少ないスバル車の中でもアウトバックはなかなか見かけない。それゆえに、自分の車を見つけた時には「あそこに自分の車がある」と、まるで1台だけスポットライトが当たっているような特別感がある。

 

しかし、デザインにゴージャス感やゴテゴテ感も無いから、変ないやらしさも無い。

そんでもって運転して全く疲れない。

満足感の塊ではないか。

 

その先の目的地では、おせちだけじゃ物足りないから、「お正月だし」という免罪符でここぞとばかりのご馳走を並べて食らう。

もう正月とか関係ないけど寿司とかもいっちゃうか。

ヴェルナー氏も色々な人間にかわいがってもらって大満足な表情。

 

そして、車好き同士の友との密会も。

同じはてなブロガーなんですな。

kikorin12345.hatenablog.com

 

趣向の全く違う2台。

レヴォーグとコペンだった時は、もう少しキャラクターも近かったのだけれどな。

またこうしたMT車を持ちたい。

そんな野望を抱かせるには十分すぎる車。

 

アウトバックで駆け抜け、家族や友と再会した年末年始。

こうした出会いや思い出をこの車と積み重ねていきたい。

 

では、本日はここまで。

 

BT5 アウトバック X-BREAK(D型)がやってきたので愛犬とピクニック

 

いよいよやってきたぞ、アウトバック

ということで今回はワクワクの納車後レポート。

 

blue-rock53.hatenablog.com

 

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タフさとスポーティさと流麗さのバランス

もう何も言うことがない。カッコ良い。カッコ良すぎる。

この見た目、最近の車としては珍しさや斬新さは無い。

しかし、BHレガシィのランカスターで育った人間には、この車を令和に蘇らせたようなカッコ良さを感じる。

 

アメリカ市場で鍛えられてきたタフさも身に着けた。

それでいてスポーツワゴンの雰囲気も残しながら、サイドは伸びやかなデザインで流麗さもある。

間違いなくこれはレガシィだ。

 

 

色々付けてしまったオプション類

何だかんだで結構オプションをつけてしまった。

前後の下回りを締めてくれるバンパーガード。

お馴染みのドアハンドルプロテクター。

結構お気に入りのピラーデカール

そして、カーゴステップパネル。アウトバックでは樹脂のパネルを付ける人が多いが、あえてメリハリを出すためにステンレスにしてみた。

洗車の時に役立つ後席のステップガード。

これがまたルーフの水滴を拭くのに役立つ。

付けるか分からないがルーフボックス内の載せおろしにも役立ちそうだ。

 

頼れる相棒としてジワジワと伝わる「良さ」

何だかんだで既に300キロほど走っているのだが、走り味もストレスが無い。

本格SUV(というよりクロスオーバーな感じだが)にありながら、加速やハンドリングも良く頭の入りの良さに驚く。

レヴォーグと比べればスポーティさは薄まるが、退屈しない。なのにカーブが連続するところでもフラットで乗り心地もしなやか。

レヴォーグに初めて乗った時、どっしりとしたハンドリングや硬い脚によるロールの無さ、ドカッと来るパワー等分かりやすい良さに興奮した。

しかし、アウトバックはじわりじわりと「ああ買って良かったな」と満足感がしみ出してくる。

外見だけでなく、間違いなくこれはレガシィなんだな。

「スバルのフラッグシップだから」とか、そういう理由で選んだわけではない。

 

最近のレガシィの中では外も中も含めて、最もレガシィらしさを感じたから欲しくなった。それは間違っていなかったと思う。

 

ヴェルナー氏も乗り心地には大満足な様子。

 

我が家の頼れる相棒としてこれからよろしくお願いします。

 

ということで、本日はここまで。

 

 

河口浅間神社へ~自然崇拝の中で紡がれてきた歴史~

 

前回は河口湖でカヌーを楽しんだ様子をお送りしたが、やはり富士山の麓にいれば浅間神社へ行かねばならない使命感を覚える。

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ということで、今回は河口浅間神社へ向かった様子をお送りする。

 

 

”富士山の噴火を鎮めよ”その前線基地

西暦864年に起きた貞観大噴火は、大量の溶岩を噴出させた。流れ出た溶岩は、当時あったせの海という巨大な湖を2つに分断させてしまった。

それが、今の精進湖と西湖だというのだからどれだけ大規模な噴火だったかが分かる。

 

asamajinja.or.jp

 

そんな大噴火を鎮めるべく天皇の勅命により、この地に浅間明神が祀られ、朝廷から任命された神職たちによる決死の鎮火祭が執り行われたという。

いやいや西湖と精進湖なんてすぐそこだぞ…。とてつもない大噴火が起きている目の前で必死に鎮火を祈っていたのだ…。

ということでやってきた河口浅間神社

浅間神社と言えば、総本社の富士山本宮浅間大社が有名だ。

貞観大噴火の際、この未曽有の大噴火は富士山本宮浅間大社の富士山への祭祀が足りなかったんだ!!!と朝廷からキレられたらしい。

「そんなことを言われても…」という気分だっただろうが、あの巨大な富士山が大噴火を起こしているのを見れば、やはり神(富士山)の怒りに触れてしまったと己を責めたのだろうか。

一方、そんな未曽有の災害の中で決死の祈りを捧げた人々を思うと、この地にすら畏怖を抱いてしまう。

この祠は、拝殿などが建立される以前につくられたものらしい。美麗(ひいら)石と呼ばれるものだ。

古代祭祀の証の一つとされている。

全体を通して一番印象に残っているのはこの美麗(ひいら)石だ。

これはもはや遺跡だろう…。

 

この石の祠から始まり、結果として富士山の噴火がおさまった。それは単純に噴火活動が落ち着いた科学的な結果だとしても、この地で人々を思い鎮火しようとした人々の祈りが少しでも届いたものだと思いたくなる。

 

すると、思わず手を合わさずにはいられない。

 

天空の鳥居を目指す

さて、ここにはインスタ映えを狙ったような「天空の鳥居」がある。

あまりそういったものには惹かれないのだが、この神社ができた歴史を知ると、この地から富士山を一望できる鳥居が見たくなった。

ということでハイキング開始である。

いや~これは久しぶりにスニーカーでは確実に辛い登山道だ。

底が厚い丈夫な靴をおススメする。

この日は気温も高めで汗だらけ。やっぱりここまでする必要はなかったかな…。

 

と思っていたら到着。

前言撤回である。

素晴らしい眺めだ。

しかし、同時に今も活火山である富士山には畏れも感じてしまう。

富士山信仰には、違和感なく納得できてしまう自然崇拝の歴史が今も確実に生きている。

 

愛犬と絶品ほうとうを味わえる完熟屋

絶景の後は絶品料理を食べねべならない。

ということでこちらへ。

kanjyukuya.jp

ここはテラス席で愛犬と一緒にほうとうを食べられる。

しかも富士山を見ながら。

 

この日はアナゴの天ぷら付き野菜ほうとうを頂いた。

甘くまさに完熟しているかぼちゃと、しっかりした味噌の塩気と旨味がたまらなく旨い。うますぎる。

そんでもってフワフワのアナゴ天。

山梨に来ればそれなりにほうとうも食べてきたが、完熟屋さんの美味しさはトップレベルではと思う。

 

食後は香り高い珈琲ですっきりと

さて、たくさん食べた後は口の中を引き締めたくなる。

完熟屋さんの隣からコーヒーのいい香りが漂ってきた。

www.porta-y.jp

 

 

店内の素敵な雰囲気に後ろ髪を引かれながら、この日はブレンドのアイスをテイクアウト。

一口飲むといい香りが鼻に抜けてきて最高に幸せ。

苦みが主体ですっきりとした飲み心地。

 

このまま幸せな味と香りを口と鼻に転がしたまま車に乗り込み、帰路についたのだった。

 

これはまた新しい山梨の定番ルートを見つけてしまっただろうか。

 

では、本日はここまで。