年末にちらっと千葉へ帰った際、久しぶりに旧友たちと房総を巡った。
すっかり忘れていたのだが、結構好みの写真が撮れていたので、備忘録代わりに載せておこうと思う。
おせんころがしの足元で
勝浦にある崖、おせんころがし。
この崖には旧国道があり、昭和の初めごろまでは難所とされていた。
おせんころがしの由来はここにある通り。
”おせん”は、このあたりを治めていた豪族の娘のことだ。
おせんの父は、ある時から年貢をつりあげてしまうなど、やりたい放題していた。
それにより苦しむ人々に心を痛めていたおせんは、何度も父へ年貢を下げるように頼んでいた。それでもちっとも父は話を聞いてくれなかった。
そのような中で村人たちの怒りはピークに達していた。そこにやってきた秋のお祭りの日。
祭りで酒を飲み寝てしまったおせんの父を、村人たちは担ぎ上げて崖から放り投げてしまった。
「悪党領主マジ乙www」
とウキウキな村人たちは、祭りの翌日崖の下へ遺体を確認しに行った。
すると、そこには何故かおせんの亡骸があった。
そう、おせんは父の服を身にまとって身代わりとなっていたのだった。
おせんは皆に親しまれていたため、村人たちは自分たちの行いを大いに悔いた。
またそれは、おせんの父も同様だった。
以降、この崖はおせんころがしと呼ばれるようになったという。
果たして、おせんが亡くなった後は領主も心を入れ替えたのだろうか。
おせんころがしの下には漁港があり、このようにのんびりと歩きながら小さな漁村の雰囲気を写真に収めることができる。
ちなみに、今は封鎖されている旧国道の入り口はこんな感じ。
さすがに入れん。。。
一度は旧国道に立ってみたいものだが、これは叶わぬ夢だろう。。。
鵜原海岸にある白い鳥居 夕日とのコラボで心洗われる
ここは知らなかった。こんなあからさまな映えスポットあったのか。という感じ。
場所はここ。
いや~やはり房総の砂浜は綺麗だ。
海の色も幕張何かと比べ物にならない。
というか、外房になるだけで急に海がきれいになるよね。
おおお!見えてきたぞ!
これは強い(インスタ的に)
こりゃ絶対200mmくらいの望遠持ってくるべきだ。
こちとら28mmやぞ…足で稼g...(ザザァーッと迫りくる波)。
でもどうやって撮ったって綺麗になる。
たとえこの鳥居が無くとも、久しぶりに友と見つめる夕日の海は、色々とおセンチな気分にさせられる。
あの頃からずいぶん時は経ったけど、話す内容は変わらずくだらない。
脳内活動領域の0.01%くらいしか使わない会話。
やはり千葉はいつまでも故郷だ
完全なリピーターとなった クジラ料理「ぴーまん」
何回目ですか、という感じだよね。
でも仕方ない。ここは房総に来たら寄らねばならない場所。
税金と同じ。義務なのだ。
いいから黙ってこのくじら漬け丼を食え。
何も語るまい。
もちろん、ほかのメニューでも絶品だが。
あ~また千葉へ帰りたい。
フォーエバー 千葉。
では、本日はここまで。