非常に悲しいお知らせ。
我が家のセカンドカーとして愛してきたコペンを売却した。
自分で選択した結果なのだが、あまりにも心に空いた穴が大きく追悼記事を綴りたい。
出会いはこちらで。
最高のセカンドカーを手放す理由
コペンに何か不満があったかというと何もない。
屋根を開けなければ大量の荷物を載せられるし、小さくて小回りも効く。
そして、屋根を開ければ心地よいエキゾーストノートが耳を癒して心も癒してくれる。
本当に最高のセカンドカーだと今でも思う。
そんなコペンを手放す理由は、環境の変化だった。
実は今年から埼玉県民になってしまい、格段に車の稼働率が低下した。
駅も近くて電車が便利。なおかつコペンは現在住む家の敷地外に駐車する必要があり、5分ほど歩く必要があった。
そんな変化もあり、コペンはかなり乗る頻度が落ちてしまった。
加えて、レヴォーグもかなりの距離数になってきたため乗り換えを検討しており、このままコペンを所有する意義と余裕が無くなってきた。
かわいい丸目が見つめてくる
そろそろバッテリーとプラグやオイルが交換時期を迎えてくるタイミングでもあり、中古車相場が高いうちに手放そうと決意した。
したのだが…このダックテール状のスポーティなお尻に…
丸目のブレーキランプに…
この可愛い丸目の顔…!このバランス!最高だろ。
可愛いだけではない。このフェンダー上の盛り上がりは逞しさも感じさせてくれるし、寄り添ってくれる相棒の雰囲気を纏っている。
金銭的に2台を維持する余裕が無いわけではない。でも、このあと子供ができたりすることに備えながらメインカーを更新するとなると、それなりに準備が必要なんだ。
頼む…分かってくれ…。
ブリティッシュグリーンとタンカラーに惚れたあの日
何故コペンを買ったのかという理由の半分はこのカラーリングの組合せにある。
カッコ良い。そして、ああ所有して良かったなという満足感をこれでもかと味あわせてくれる。
どこかレトロで、スポーティ。
親しみやすくて馴染みやすい。
書いていて正直胸が張り裂けそうになるくらいとてもつらい。
そんなこと言うのであれば乗り続けておけよ、と自分でも突っ込んでしまう。
とはいえ、買取価格は3年前に購入した金額とほぼ変わらない額であり、正直驚きと共にコペンへの感謝も絶えない。
私たち家族の人生に確実に刻まれた一台であった。
次のオーナーさんにも可愛がってもらいなさい。
また落ち着いたらコペンに乗ろう。
さようなら。本当にありがとうございました。
では、本日はここまで。