緊急事態宣言の中ではあるが 、昨年亡くなった祖父の納骨のため千葉へ帰郷した。
もう半年が経とうとしている。四十九日とかガン無視で住み慣れた祖父母の家に骨壺は安置していたのだが、なかなか本家の墓との兼ね合いなんかもあり納骨が遅くなってしまった。
群馬へ帰る前、いつものように稲毛のヨットハーバーに寄ってのんびりとしてきた。
久しぶりに海を見て興奮する元千葉県民の姿をご覧あれ。
ウィンドサーファー達が集う浜
このブログでは2回目の登場。
人生を通じて何回ここに来ているんだろうか。
ここは写真を撮るか、海を見ながらぼーっと過ごすのが良き過ごし方。
今日はK-3を持ってきているので真面目に写真を撮りたいと思う。
うひゃ~!!!海だ!!!潮の香りだ!!!
今日はめちゃくちゃいい風(暴風) が吹いているため、絶好のウィンドサーフィン日和のようだ。
だいぶ暖かくなったけど、さすがにまだ風が冷たい。海の水はもっと冷たいだろうか。
浜にあがって身体を休める人。
波と風と格闘しながら必死に帰る人。
波と風を見極める人。
色んな人がいる。この合間には私のようにカメラを持って歩く人、波打ち際で遊ぶ人もいる。部活帰りの高校生が鬼ごっこなんかもしたりしている。
これでいいんだよね、幕張・稲毛のこの浜辺は。
人々が思い思いに過ごす。
だから心置きなくのんびり過ごせる。
戦中軍国少年であった祖父は、結構真面目に海軍兵学校(海軍の士官学校)へ行こうと思っていたらしい。受験できる年齢に達する前に終戦を迎えたため、その夢は叶わずだったが…。
その名残から海軍関係は大好きで、図書館にしか置いていないような分厚い軍艦の書籍があったり。おかげで私もある程度のシルエットで何型なのかくらいは分かるまでに英才教育を受けてしまった。
そんな祖父は、死んだら骨は海に撒いて欲しいなんてことも言っていた。
意外とお金も手間もかかるということで却下されてしまったけど、都内の球場近くの綺麗なマンション型お墓に入ることとなった。
なんだかんだミーハーで、野球好きな祖父はたぶん海に撒かれなくても良かったと思っているに違いない。
そうでしょ?と海を見ながら祖父に話しかけた。
突堤に足をのばす
突き出た防波堤。突堤に足を伸ばす。
釣り好きならば一度は行ったことがある、という場所かもしれない。
でも風がヤバい日は、潮を被ることもあるため、穏やかな時に行くことをおススメする。
今日はヤバい日だけど、海に飢えた群馬県民は自制心がきくはずもなく、足に力を入れて歩みを進める。
気を抜くと風に煽られてフラっとしてしまうほどに風は強い。
よく釣り竿が吹っ飛ばないなーと感心してしまう。
カメラを構えてもカメラごと風に振られてしまいそうになる。ブレてそうだなぁ。
案外大丈夫?
いや微妙にブレてる。
筋トレ足りないかなあ。まあ筋トレしてないんだけど。
クライミングに関係することしかしてないから体のバランス悪くなってる。腕立て伏せなんて何年してないんだろ。
今日は一段とすごいな。ブレが。
写真じゃなくて、話の方。
まあたまにはいいか。今日は千葉の海をただのんびりと見つめていたい。
自転車でちょっと頑張ってここに来ていたガキンチョの時から、ここはそういう場所だ。脈略無くいろんなことに思いを馳せて、黄昏る。
気取ってんじゃねえやと自分でも思うけど、海を見ているとやっぱりそうしていたくなって、それでちょっとすっきりしたりする。
別に何か答えが出たり、目から鱗が落ちるような瞬間がある訳でもない。
それって何になるの?何が得られるの?っていう人もいると思うけど、私にはプロセスとして何となく必要だなと思っていたりする。何となくね。
全てが曖昧なのは良くないのかもしれないけど、全てをはっきりと明確である必要はないのかなと思う。
社会人も早3年目に突入しようというところでそう思う。
何を書いてたんだろうか。まあ、今回は雑記ということでご勘弁を。
では、本日はここまで。